始めやすい・成功しやすい自営業15選!おすすめの職種一覧

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始めやすい・成功しやすい自営業15選!おすすめの職種一覧

更新日更新日:2023.10.5

公開日投稿日:2023.7.14

始めやすく成功しやすい自営業15選を一挙紹介!自分に合う仕事はどれ?

今回は「そろそろ独立し、自営業を始めたい」「でもどの仕事をすれば良いのかわからない」と悩む人に、始めやすく成功しやすい自営業をテーマに解説します。

自営業は幅広い概念です。漠然と「自営業になりたい」と考えても、迷うばかりでしょう。まず自営業の働き方を整理してみませんか。その上で実現したい理想と掛け合わせると、自分にしかできない仕事がきっと見えてきます。

解説は独立・開業の情報発信を続けるDokTech編集部と、自営業に転じ成功と充実を日々実感しているフリーライターの筆者が担当します。最後までチェックし、自営業スタートに向けて一歩踏み出すきっかけにしてください。

目次

自営業は4つに大別できる

自営業は4つに大別できる

自営業は、仕事のやり方や店舗・事務所の有無を軸に4形態に分けられます。

  • 独自ビジネス型/案件受注型
  • 店舗・事務所あり/店舗・事務所なし
自営業は4つに大別できる_1

独自ビジネス型は自分で事業を営む形態です。アイデアを活かしたオリジナルのビジネスと考えてください。

案件受注型は、クライアントが発注したい仕事を請け負います。「その道の専門家」と呼ばれる人たちです。

形態によって働き方や収入の得方、メリット・デメリットが異なります。4つそれぞれの自営業の形態を、詳しく解説します。

関連記事:フリーランスと自営業、個人事業主の違いは?メリット・デメリット徹底比較

独自ビジネス型自営業×店舗・事務所あり

オリジナルの事業を店舗や事務所を構え営む仕事には、以下の例があります。

  • 飲食店
  • 小売店
  • 習い事教室
  • サロン など

事業が軌道に乗って規模を拡大し、大勢の人を雇ってビジネスを営む人もいます。

自分のアイデアがビジネスの形になる喜びを実感しやすいのは、この形態の特徴です。

開業費用がかさみやすいため、スピーディーに事業を軌道に乗せてイニシャルコストを回収するのが第一関門となります。同時に、利益が残る仕組みをつくることが成功の秘訣です。

独自ビジネス型の自営業×店舗・事務所なし

オリジナルの事業を、店舗・事務所を構えずに営む例は以下です。

  • キッチンカー
  • コンサルタント
  • 訪問型サービス
  • ネットショップ など

訪問型サービスは依頼者が指定した場所に行き、サービスを提供する仕事です。家事代行や便利屋サービスをイメージしてください。

これらの仕事は店舗・事務所を構えなくても開業でき、初期費用を抑えやすい点がメリットです。ただしサービスの認知を高めないと売上が伸びにくく、広告宣伝費がかかる可能性があります。

案件受注型の自営業×店舗・事務所あり

店舗・事務所を構えてクライアントからの依頼を受ける仕事の例は、以下です。

  • デザイン事務所
  • 広告代理店
  • 士業(税理士・行政書士など)

事務所と看板はなくても開業できますが、あるとクライアントから信頼を得やすくなります。この形態の仕事は小さくスタートし、依頼が増えてから事業規模を拡大する手順が成功しやすいでしょう。

収入は受注する案件の内容と数に比例します。堅実かつ戦略的に先を見通しやすく、ほかの形態よりも比較的経営を安定させやすいのが特徴です。

案件受注型の自営業×店舗・事務所なし

店舗・事務所を構えず、クライアントが依頼したい案件を受注して収入を得る仕事の例です。「フリーランス」とも呼ばれ、Webに関連した仕事が数多くあります。

  • ライター
  • デザイナー
  • エンジニア
  • プログラマー など

すでにある発注案件を受注できれば売上になります。自営業になった早い段階から収入を確保しやすい点がメリットです。

自宅でも仕事ができ、家事や子育て・介護などのプライベートと両立する人もいます。

始めやすく成功しやすい自営業の4原則

始めやすく成功しやすい自営業の4原則

始めやすく成功しやすい自営業には共通点があります。

  1. スモールスタートができる
  2. ランニングコストを抑えられる
  3. 資格やスキル・特技を活かせる
  4. 自分がやりたいことに沿っている

どの形態の自営業を始めるべきか決める際には、これから解説する4つの原則を押さえましょう。

スモールスタートできる

スモールスタートできる

スモールスタートとは、文字通り事業を小さく始めるやり方です。

スモールスタートを詳しく紹介する前に「事業の成功」を定義してみましょう。何をもって成功とするか、その答えは人それぞれ異なるのではないでしょうか。

しかし「失敗しては成功できない」、これが真理であることに異論を唱える人はいないでしょう。

スモールスタートは、失敗しにくい事業の始め方です。

小さく始める事業は大きな投資やリスクをともなわず、運用も円滑に進みます。

また風向きが不安になったときにはすぐに方針転換や撤退の判断ができます。だから、スモールスタートは失敗と縁遠くいられます。

成功の定義が何であれ、失敗を回避するためにはスモールスタートを心掛けましょう。

関連記事:一人で開業できる仕事14選!成功のコツや始め方、魅力・デメリットを解説

ランニングコストを抑えられる

ランニングコストを抑えられる

成功しやすい自営業は、総じてランニングコストが控えめです。ランニングコストとは、事業を続ける限り毎月必要となる費用を指します。

<ランニングコストの例>

  • 家賃
  • 光熱費
  • 人件費
  • 通信費
  • 消耗品費
  • 広告宣伝費 など

ランニングコストは、売上があってもなくても発生します。開業時にお金がかかると、事業が軌道に乗る前に資金が枯渇することも考えられます。

ランニングコストの負担が大きい事業は、経費が利益を圧迫するでしょう。利益率が上がりにくいと結果的に儲からず、成功から遠ざかってしまいます。

初期費用のほかランニングコストにも注目し、ビジネスモデルを選定してください。

関連記事:低資金で開業できる仕事13選|自己資金0円~300万円以下のコスト別で紹介

資格やスキル・特技を活かせる

資格やスキル・特技を活かせる

すでに持っている資格やスキルを活かせれば、あらためて取得する手間と費用を節約できます。

開業に必要なコストの削減にもつながり、効率良くスピーディーに事業を始められるでしょう。

資格・スキルを持っていると、参入する業界に精通できます。予備知識を活かしてビジネスがうまくいく方法を見つけられれば、事業成功までのめどを立てやすくなります。

自営業を始めるならまったくの未経験ジャンルではなく、対外的にプロと認められるような知見や技術のある分野に参入できないか考えてみましょう。

自分がやりたいことに沿っている

成功をビジョン(理想の未来像)の実現と定義すると、自分がやりたいことを仕事にしているか否かも重要です。

いくら儲かったとしても、興味が持てずやりたいこととかけ離れていては、ビジョンの実現が難しくなります。

自営業は、自分の判断でビジネスをすすめられるのが醍醐味の一つです。せっかく自営業をはじめるなら、思い切って「やりたいこと」に挑戦してみませんか。

《コラム》
あなたにとっての成功は、何でしょうか?「年収アップ」「有名になる」「社会的に意義ある仕事をする」など、人によってさまざまありそうです。参入する仕事を決める前に、あなたが望む成功の正体を考えてみてください。

自営業として成功するのは、平坦な道ではありません。筆者はライター・デザイナーとして会社員時代を超える年収を得るまでになりましたが、自営業初年度には貯蓄を150万~200万円ほど切り崩しています。それでもやりたい仕事で生計を立てられるいまの働き方には、大満足しています。

自分が成功しやすい自営業を見つけるには「やりたい×できる×始めやすい」のかけ算の解を探しましょう。以下の記事もヒントになるはずです。

個人事業主が稼げる17職種を紹介!自営業で儲かる仕事一覧
儲かるビジネスの始めかた全解説!おすすめ11の仕事と失敗しないコツ

働き方の自由度を上げ成功しやすい自営業4選

働き方の自由度を上げ成功しやすい自営業4選

自営業にある「自由に働ける」「時間の融通を利かせやすい」などのイメージは、事実です。

自営業は1日24時間のかなりの部分を自分の裁量で使えるため、働き方の自由度は会社員の比ではありません。

「自営業になって自由に働きたい」と願う人におすすめの仕事を4つ、紹介します。

Webライター・Webデザイナー

Webライターは、Webメディアや企業コラムに掲載される文章を書く仕事です。Webデザイナーはホームページのデザインを手掛けます。

どちらも求められるのは「クライアントと約束した納期までに」「十分な品質の成果物を納品する」ことです。それさえできれば、いつ働こうと自由です。

パソコンとインターネット回線さえあればできるため、働く場所の自由度が高い点に魅力を感じる人もいます。自室でも庭やバルコニーで働いても、カフェを利用しても旅行先で仕事をしても構いません。

筆者はWebライターの仕事に従事しています。働く時間や場所の自由度の高さを日々実感しており、プライベートと両立しやすい点にも満足しています。

プログラマー・エンジニア

プログラマーはプログラミング言語を使い、仕様にしたがってプログラムを組みます。エンジニアはプログラマーを含むIT技術職の総称で、システム開発や進行管理を担います。

IT社会の高度化につれてIT技術者が不足しはじめており、自営業のプログラマー・エンジニアも安定的に案件を受注し収入を確保しやすい環境が整いはじめています。

自営のプログラマーやエンジニアは、開発案件ごとに編成されるチームに所属し業務を遂行します。

高性能パソコンとプログラミングスキルがあればスタートでき、働く時間や場所は本人の裁量で決められます。

ただしフリーのプログラマー・エンジニアでも企業に常駐する案件の場合は、働く時間・場所は常駐先企業の制約を受けます。

動画クリエイター

動画人気が高まるにつれ、動画を制作する仕事も多岐にわたるようになってきました。

<動画関連職の例>

  • 映像クリエイター
  • エディター(動画編集者)
  • モーショングラフィッカー
  • アニメーター
  • CGクリエイター
  • YouTuber
  • ライブ配信者
  • 動画セミナー講師 など

動画クリエイターは自分で動画配信するほか、動画をつくりたい人からの依頼で制作するケースもあります。

近年はCMやPR動画、リクルート動画、SNS投稿用の動画などを発注したい企業・公的機関が増えており、腕の立つ動画編集者は引く手あまたのようです。

カメラマン・フォトグラファー

カメラマンやフォトグラファーの稼ぎ方には、2つの手法があります。

  • 依頼を受けて撮影に行く(撮影料が収入)
  • 撮りたい写真を撮影する(写真販売代金が収入)

一般的にイメージする写真家は後者です。自分が撮影したい自然や名所、野生動物などを求め、あちらこちらと出掛けます。自由なイメージがとても強い仕事です。

依頼を受けて撮影に行くカメラマンも、自分の予定と照合しながら日程を調整でき自由度が高めです。出向く先は、結婚式やお子様の運動会、地域や企業のイベントなど多岐にわたります。

自宅をスタジオに改装し依頼者に来てもらう形態にすれば、撮影に出掛ける手間も省けます。

収入を安定させるには、地域のスタジオと契約し撮影業務の委託を受ける方法がおすすめです。

関連記事:「独立を夢とは思わない方が良い」意外と知らないローカル向けSNS運用で地域No.1を目指すフォトグラファー

資格やスキルを活かし成功しやすい自営業4選

資格やスキルを活かし成功しやすい自営業4選

資格やスキルを持つ人は、それらを活かした仕事で自営業になれないか考えてみましょう。

資格・スキルは万人が持つわけではないため、希少価値の高い仕事を見つけられる可能性があります。

資格やスキルを活かして始められる自営業の仕事を、4つ紹介します。

美容サロン経営

美容サロンは店舗を構える自営業のなかでも、始めやすいといわれています。自宅改装で開業でき、初期費用を抑えての小規模スタートが可能です。

美容サロンには多くの種類があり、一部は資格(免許)が必要です。美容サロンの種類と、必要資格の有無をまとめました。

<資格不要で始められる美容サロン>

  • ネイル
  • エステ
  • 脱毛
  • リラクゼーション

<資格が必要な美容サロン>

  • まつエク(美容師免許)
  • マッサージ(あん摩・マッサージ・指圧師資格)

筆者の知人は自宅の一室を改装し、ネイルサロンを開業しています。「扶養控除の範囲内で稼ぎたい」と話す知人は、近隣に住む少数の顧客のリピート利用を獲得し成功しているようです。

関連記事:エステサロン開業の流れ|出店までに準備したい資金・備品・資格が丸わかり

代行業

代行業は、依頼主がやってほしい作業を依頼主に代わって行う仕事です。

代行業で成功するには、地域でニーズが見込める分野に参入するのが秘訣です。以下の例を参考に、地域にはありそうなニーズを探してみてください。

<代行業の考え方例>

  • 庭つき戸建が多い、かつ高齢者 or 共働きが多い→庭仕事や剪定の代行
  • 犬を飼う家庭が多い→犬の散歩代行、ペットシッター、病院への付き添い代行
  • 車の所有率が高い、かつ黄砂・花粉、降雨が多い→洗車代行
  • パワーカップル(高所得の共働き夫婦)が多い→家事代行、料理代行
  • 事業所が多い、かつ人手が足りていない→営業代行、事務代行

ニッチなジャンルほどライバルが少なく、サービスを目立たせやすくなります。自分ができることとニーズを掛け合わせ、参入したいジャンルを見つけましょう。

関連記事:面白い集客方法14選|競合と差別化できる集客の意外なアイデアが満載

家庭教師・講師

教職免許・経験、あるいは企業で研修・育成を担当した経験がある人には家庭教師や講師がおすすめです。

家庭教師や講師は、顧客の目標や夢の実現を応援しサポートできる仕事です。収入はもちろんやりがいの面からも成功を実感しやすいでしょう。

家庭教師は、特定の分野に特化すると強みを訴求しやすくなります。「〇〇中学受験専門」「〇〇大学・医学部専門」と、自分が得意とする方面をブランドにしていきましょう。

講師は、企業や団体から依頼を受けて講演にいく方法から始めて名前の認知を高めましょう。「××分野なら〇〇先生」と名前が出るようになれば、自分の名前を冠したセミナーを開講し集客できるようになります。

オンラインショップ運営

オンラインショップは「どこにいても世界を相手に商売ができる」「店舗が不要で初期費用を抑えられる」点がメリットです。

自営業としてオンラインショップを運営する方法には、つぎの2つがあります。

  • 自分のショップを立ち上げる
  • ECモール・アプリを利用する

自分のショップを立ち上げるには「BASE」「STORES」などのネットショップ開設サービスの利用が便利です。

基本機能は無料で利用でき、キャッシュレス決済も簡単に連携できます。Amazon・楽天市場をはじめとするECモールは集客力の強さが魅力です。

自営業はアイデア次第で面白い取り組みができる点も魅力です。以下の記事も参考にネットショップの人気を高める企画を考えてみてください。

関連記事:面白い集客イベントの事例10選│人が集まるネタの仕掛け方

人々に貢献でき成功しやすい自営業4選

人々に貢献でき成功しやすい自営業4選

「人から感謝される仕事がしたい」「自分にしかできないサービスで人の役に立ちたい」との思いを実現できるのも、自営業です。自分の強みを冠したサービスを提供できるビジネスモデルを自由に考えてみましょう。

貢献を通じて成功をつかみやすい自営業の仕事を、4つ紹介します。

教室運営

人の「できない」をできるようにさせ、自己肯定感をも高められる教室運営の仕事はいかがでしょうか。やりがいや達成感を通じて喜びと成功を実感できます。

開業する教室は、自分ができること・得意な分野から選定します。ターゲット、つまり

「誰に」サービスを提供するかと考えると絞りやすくなります。

  • 子供向け:学習塾、幼児教室、ピアノ教室、運動教室 など
  • 大人向け:資格取得教室、フラワーアレンジメント教室、ヨガ教室 など
  • シニア向け:エクササイズ教室、ヘルスケア教室、IT(パソコン・スマートフォン) 教室 など

顧客がいまよりもっと充実した生活を送れるようになるイメージを描きながら、理想の教室像を形にしていきましょう。

地域活性化コーディネーター

地域活性化コーディネーターは、地方の活性化に貢献する人の総称です。

日本各地には過疎や人口流出、産業振興などに悩む自治体や地域企業・団体がたくさんあります。地域コーディネーターは地域と連携し、人を呼び盛り上げるイベントを企画したり、運営やPR活動を行ったりします。

限定された仕事領域はなく、発想次第でさまざまな企画を実現できるのがやりがいにつながります。自分と地域、あるいは地域内の横のつながりが生まれ、新しいビジネスが立ち上がるかもしれません。

地域活性化コーディネーターとして仕事を兼務し、地域経済の活性化に貢献しても良いでしょう。田舎に向いたビジネスの例は、下の記事を参考にしてください。

関連記事:田舎で儲かるビジネス8選|地方で商売をするメリットと注意点

カウンセラー

人の話を聞くのが得意でよく悩みを相談される人は、カウンセラーの仕事はいかがでしょうか。

カウンセラーは相談者の悩みに寄り添い、解決と前進をサポートする仕事です。

「不登校だったが学校に行けるようになった」「うつ病を克服し再就職できた」など、相談者のポジティブな変化に喜びを感じられます。

自営業としてカウンセラーになる方法は、2つあります。両者を兼務しても構いません。

  • フリーのカウンセラーとして業務委託を受ける
  • 自宅にカウンセリングルームを開業する

カウンセラーは資格がなくても始められますが、特定の名称を名乗るには資格が必要です。取得しやすいのは民間資格ですが、より権威ある資格を目指すなら国家資格の「公認心理士」がおすすめです。

関連記事:主婦が一念発起!心理カウンセラーになるには?取得方法と資格の種類を解説

コンサルタント

コンサルタントは企業での実務経験や専門知識を活かし、中小企業の経営者層の役に立てる仕事です。

専門とする領域によっていくつかの種類に分かれるため、自分の専門を活かせるジャンルでビジネスを始めましょう。

以下は自営業でコンサルタントを始める時に、参入しやすい領域の例です。

<コンサルタントの領域例>

  • 戦略系(経営課題の発見と解決)
  • IT系(システム設計・構築、運用)
  • 人事系(採用・育成・研修)
  • Web系(Web戦略の構築と実行)
  • M&A系(後継者問題の解決、M&A)

コンサルタントは企業に出向いて活動するため、事務所不要で開業できます。

多くの人と出会いながら成功しやすい自営業3選

多くの人と出会いながら成功しやすい自営業3選

「いろいろな場所で働きたい」「業種やジャンルを問わず、多くの人と出会いたい」、そんな希望も自営業なら叶います。

自営業が提供できるサービスは幅広く、幅広い顧客をターゲットに仕事をして、喜びを届けられるためです。多くの人に出会いながら、成功しやすい仕事を3つ紹介します。

テイクアウト専門飲食店

テイクアウト利用に限定した飲食店は、コロナ禍で一気に市民権を得ました。どの飲食ジャンルでも軒並み売上増を記録しており、今後も堅調な人気が続くと見られます。

小学生の子を持つ母でもある筆者も、外食よりテイクアウトが好きな一人です。テイクアウトなら自宅に持ち帰り、ほかの家事にも時間を使いながら食事できます。

テイクアウト専門の飲食店にはイートインスペースが不要です。最低限の設備があれば、小さな店舗で開業でき、一般の飲食店と比べて初期費用を節約できます。

時間帯や客層に合わせて、一日のうちでメニューを変えても人気になれそうです。

ランチ帯はオフィス向けにお弁当を、夕方以降は夕食用のお惣菜を提供する柔軟さが持てるのも自由な発想が歓迎される自営業ならではでしょう。

キッチンカー

イベントにはかならずといって良いほど出ているキッチンカーは、子どもから大人まで多くの人に喜ばれる仕事です。

定番メニューのクレープやたこやき以外にも、揚げパン・ケバブ・ポテト・カキ氷・ガパオライスなど、キッチンカーのバリエーションも豊富になってきました。

キッチンカーは設備が少なくて済む点も、始めやすいポイントです。保健所の検査に合格できる設備を備えたキッチンカーがあれば、すぐに自営業としてスタートできます。

ニーズに合わせて看板をかけかえやすいのも、成功しやすい理由です。常に人気のメニューを提供できるよう、トレンドをキャッチアップしていきましょう。

関連記事:キッチンカーの開業!儲かるメニュー・出店場所は?移動販売で儲けるコツ

配送・デリバリー

配送は個人向け小口荷物のラストワンマイル(配送拠点から個人宅まで)を担います。デリバリーは依頼を受けて、食事を店から依頼主の自宅に運ぶ仕事です。

どちらの仕事も活動範囲が広く、多くの人に必要とされます。行動的で一日中動いていたい人におすすめです。

必要な準備は配送に使うトラックや自転車、バイクです。配送なら会社側が用意するトラックを使える場合もあります。

とりわけ配送の仕事は急激な人手不足が進んでおり、自営業ではじめた人でもすぐに業務委託型の仕事をみつけられるでしょう。

ためしに求人サイトで検索してみてください。地域によってはかなりの好待遇案件を見つけられます。

関連記事:人手不足で儲かる仕事を見つけるには?おすすめ6選と探し方のコツ

自営業になって成功しやすい人の特徴4つ

安定を指標にすれば、自営業より会社員に軍配があがるかもしれません。組織の一員として、キャリアを積み重ねたい人には会社員が適しています。

一方、思い切って自営業に踏み出し成功する人もいます。成功する人は、どのような特徴を備えているのでしょうか。

筆者が知人の自営業者を観察し、見い出した共通点を中心に4つの特徴を解説します。

自己管理力が高い

自己管理力が高い

自営業者がもっとも大切にしなければならない資本は、自分自身です。

自営業の筆者は、同じく自営業の知人や会社経営者とよくこんな話をします。

「自分が倒れたらおわり」

「自分自身の健康管理が何より大切」

おそらく、日本中の自営業者が共通して感じる認識だと思います。

自営業は自由な働き方が可能です。しかし健康から時間、お金、人間関係まで、自分を取り巻くすべてを自律的に管理できる力が欠かせない点を押さえておきましょう。

責任感が強い

自営業は、自分自身が看板・ブランドになります。始めた仕事や受けた仕事を、最後まで責任を持ってやり切れるかどうかは自分の評価としてすぐに返ってきます。

どの仕事も信頼があって成り立ちます。自営業では、信頼を構築するのも失うのも自分自身の働きぶり次第です。

「〇〇さんに頼めば絶対に大丈夫」と顧客に太鼓判を押してもらえるよう、責任を持って仕事をやり遂げる資質が欠かせません。

ビジョンがある

ビジョンとは、目指したい将来の姿を明文化したものです。「何を実現したいか」「実現してどうなりたいか」を言葉にしたものと考えてください。

ビジョンは事業の発展する方向を示す役割も兼ねており、判断に迷ったときの指針にもなります。また顧客に、あなたの事業の特徴や期待できる姿を感じさせ伝えるツールにもなります。

自分で事業をつくりだす独自ビジネス型で自営業を始めたい人は、ビジョンを言語化してみましょう。

なぜその事業をやりたいのか、将来どうなりたいのかを書き出します。ビジョンが明確であればあるほど、事業内容も具体的になっていくでしょう。

「自営業をやりたい」と強く思っている

筆者が自営業になって驚いたのは、社会保険料や年金額の高さです。

会社員時代にはあった労使折半がなくなり、全額自己負担となった金額は目が飛び出るほどでした。「会社員の手厚い社会保険」とはこのことか、と実感したものです。

社会保険をはじめ、さまざまな面で決して自営業は楽ではありません。急に仕事がなくなり、廃業に追い込まれるリスクもあります。

それでも筆者は自営業をやめようとは思いません。自営業でいつづけたい、と強く思っているからです。

自営業になりやりたいこと・実現したいことへの強い思いがあれば、きっと頑張れます。しんどい場面でも踏ん張れます。自営業になりたい理由を、ぜひ言葉にしてみてください。

まとめ

始めやすく成功しやすい自営業15選

自営業には「独自ビジネス型/案件受注型」「店舗・事務所あり/なし」の軸で分けられた4種類の働き方があります。

それぞれに特徴があり、メリット・デメリットも異なります。始めやすく成功しやすい自営業を見つけたいなら、自分にはどれがあうか自己分析してみましょう。

「成功」をどのように定義するかによっても、仕事の向き不向きは変わります。

自営業になって実現したいこと、叶えたい希望を明文化してみてください。譲れない条件に優先順位をつけていくと、自然とできる仕事が絞り込まれるはずです。

自営業は楽ではありませんが、自由度が高くやりがいのある働き方です。

自分の力が試される日々は、挑戦好きな人にも向いています。この記事をヒントに、自営業についてもう少し調べてみませんか。

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DokTech編集部
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