「テクニック1つでは役立たなかった」公務員からウェブマーケター/ライター/プログラマーと進化を続ける若き経営者

コラム数 197

閉じるバツ印

OK

検索 検索

検索

ページトップへ移動矢印 ページトップへ移動矢印

「テクニック1つでは役立たなかった」公務員からウェブマーケター/ライター/プログラマーと進化を続ける若き経営者

更新日更新日:2023.9.27

公開日投稿日:2022.12.5

目次

公務員を辞めたいと希望する若者が増えています。

国の調査では国家公務員のうち全体5.5%、30代男性に絞ると14.7%が「数年以内に辞めたい」と回答 ※1。

しかし、雇用が安定したの公務員をやめ、未経験で新たな仕事にチャレンジするには様々なハードルがあります。

そうした悩みを持つ方が多いなか、25歳で地方公務員を退職し、民間企業へ転職、その後フリーランスとして独立、法人役員と務めるなど、前衛的なキャリアを組み立てているのがイノウエガクさんです。

元公務員というハンデをもろともせず、果敢に人生を楽しもうとするスタンス、仕事に対する考え方について、詳しくお話を伺いました。

※1 「国家公務員の女性活躍とワークライフバランス推進のための取組指針」 改正案に関するデータ集

これまでのご経歴と、今の活動内容を教えてください

これまでのご経歴と、今の活動内容を教えてください

高校は普通科に、大学は工学科に進学し、ストレートに市役所の土木公務員になりました。道路をつくったり、設計の監督をしたりですね。社会人2年目から北海道庁へ派遣され、市役所と北海道庁の併任を2年して、また市役所に戻る……というちょっと変わったキャリアをしています。

公務員を辞めたのは25歳のときです。民間企業に転職しWEBマーケターになりました。その会社で2年働き、2021年9月から独立して今に至ります。

現在はとある法人の役員としてライター/編集者業、プログラマーやWEBコンサルタントを。個人事業ではYouTuberもしています。

ご経歴的には公務員として出世が期待できる方と思いますが、なぜ転職されたのですか?

大きく2つあります。

1つは公務員から逃げたくなったときの回避策です。土木公務員も楽しい仕事でした。土木ってすごく面白くて、大きな建造物も意外と単純な発想で作られているんです。橋が折れないように中にワイヤーを入れたり、海の底までコンクリートの柱を立てたいから鉄柱を先に作って水を抜いちゃえとか。単純だけどそれを実現する大胆な工法を見ると、先人の知恵を感じます。今でも好きな業界です。

ただ、公務員も思ったより楽ではなくて、残業もあるし、休日出勤もなくはない職場です。
クレームや議員の無茶振りなんかも私にとってはハードで、この職場で定年まで働く自信は持てませんでした。そのとき、一般の会社員なら転職という選択肢があるのですが……公務員だとそれが難しいわけです。

とくに年を取れば取るほど。40歳くらいになってどうしても公務員を辞めたくなったとき、民間市場で評価されるスキルがなく、公務員を続けるしかない状況になるのが恐ろしく感じました。それが1つです。

もう1つはITの面白さを知ったことです。北海道庁、つまり札幌で勤務していると、田舎出身の私には信じられないくらいITが活用されている世界を知りました。インターネットってすごいなぁと思い、そこから調べるうちにWEBマーケティングの奥深さにのめり込み、本職にしたくなったのがきっかけです。

民間企業から独立したきっかけはなんですか?

タイミングが良かったのと、さらなるスキルアップをするためです。それと個人的な要素として、単に独立を経験したかったのもあります。

まずタイミングですが、私を必要としてくれる人がいたんです。0から営業するのも今では怖くありませんが、独立当初にそういう人がいたのは心強く感じましたね。人に恵まれていたことが独立する大きなきっかけです。

スキルアップについては、これを語る前に私の性格を話したほう方が良いかもしれません。元公務員の性か、公務員から民間企業に転職しても安定を重視する性格でした。しかし転職すると、組織の安定よりも、どんな状況でも収入を作れることを「安定」と思うようになります。

それを実現するには、よりハードにスキルアップしなければなりません。民間でももちろん可能ですが、さらにスピードを増すために独立をしてみた形です。

最後に、独立を経験したかった話ですが……そのままです。公務員も民間企業もやったなら、フリーランスも法人役員もやってみたくなったんですね。

タバコを吸ったことがない人生よりも、禁煙の苦しみを知っている人生の方が彩りが豊かだと考えています。健康的かと言われると怪しいですが、おかげさまで、苦しめられている良い人生だと思います!

現在はかなりマルチにご活躍されていますが、なぜライター/プログラマーを選ばれたのでしょうか?

ライターとプログラマーを選んだのは、需要があったからです。意外とこの2つを同時にできる人は少ないです。文章が書けて、SEOができて、メディアの設計ができて、コードも見れて、WordPressもいじれて、広告もできて、アナリティクス分析ができて、デザインができて、YouTube運営ができて、動画編集もできて.…….はなかなかいません。このあたりをまとめて相談したい企業さんには、その辺の石ころよりは魅力的に映ると……思いたいです。

複数の仕事をやっているのは、私の方針として「スペシャリストよりゼネラリストであれ」と考えています。公務員から転職した民間企業で、そういう方針で育てていただきました。

ゼネラリストのほうが生き残りやすいと思っています。スペシャリストはたいてい企業からコンサルタントや業務委託として必要とされますが、これは「●●の分野で助けて欲しい」という話になります。理想的な話ですが、その反面、スペシャリストは無数にいます。企業側としても、ある分野で知識があるなら誰でも良いのも確かです。

仮に、ある業界で日本No.1のスペシャリストになっても……実はそんなに安定しないと考えています。企業それぞれに予算があるでしょうからね。別にNo.1に依頼しなくても、No.10000くらいでも十分役に立ちます。だとすると、スペシャリストってライバルが多くて生き残るのが大変だと思うのです。

しかし「●●と△△の分野をまとめて見れる人」となると数は減ります。企業も問題はいろいろ抱えているわけで、部分最適よりも全体最適をしながら進めていきたい。●●の分野と△△の分野で、それぞれ1人ずつスペシャリストを雇うのも面倒くさい。であれば、広いジャンルを担当できて、全体最適をしながら進められる人材の方が求められるかなと思っています。

かっこよく言いましたが、いまの私は誰でもできる仕事をかけあわせたゼネラリストです。そこまで希少価値も高くないし、技術進化により代替される可能性も高いです。

なので、YouTubeやTwitterで知名度をあげる活動もしています。誰でも書ける文章から、イノウエガクの文章になり、そこにお金をいただけるようになると最高ですね。

お顔を出しての動画投稿は、一見するとハードルが高いようにも感じます。いかがでしたか?

やり始めたときも、今も、炎上リスクよりメリットが多いと思っています。

もちろんリスクはあります。ヒヤッとすることがないわけではありません。しかし、炎上リスクを恐れすぎて、まったく知名度がない状態でいるほうがリスクだと思います。日本が保証するのは健康で文化的な最低限の生活までで、それ以上に余裕を持って生き残るためにはリスクを飲むのが常、という信条です。

あなたにとって独立とは?ひと言でお答えください!

働き方の1つです。それ以上でも、それ以下でもありません。何か神聖めいた特別な「挑戦」だとは思いません。これは私の手がけるビジネス的に、ほとんど初期投資が必要ないのもあると思います。とはいえ、サラリーマンなら「挑戦」ではないというのもおかしいですからね。

働き方の1つとして考えたとき、私に独立は心底あっていないと思います。目標は人生を幸せに生きることなので、お金を稼ぐ手段は何でも良いタイプです。将来的に、またサラリーマンになることもあるかもしれません。

あなたが思う、独立に必要なテクニックはなんですか??

これは自信を持って答えられます。セルフコントロールです。上司がいないなか、自分のケツを自分で叩いて、サボらず仕事をしないといけません。私ができないからこそ、重要だと日々感じています。

サラリーマンをやっていれば、社長が会社の道を提示してくれます。独立するとこれがありません。ただ1日を食べていくだけなら問題ないのですが、5年10年もそれをやっていると追い詰められます。将来を見据えて夢をつくり、それを目指して進んでいく人が向いていると思います。

あなたが思う、独立で通用しないテクニック、きれいごとのノウハウは?

「テクニック1つで食べていける」などというノウハウは、「単体では」あまり役に立った覚えがありません。テクニックやノウハウは、コミュニケーション能力や行動力があってはじめて活きてくると思います。

たいていの仕事は個人あるいは法人とやります。どこまで行っても私が大嫌いな人付き合いです。人と関わらずに ものづくり1つで食べていきたい思いもありますし、その領域に達したアーティストもいるでしょうが、人と関わる方がお金を作るのは早いです。

YouTubeも広告再生1本で稼ぐこともできますが、企業案件をしたり、YouTube経由で仕事をとったりすることで売上はもっと増えます。この裏には数え切れないほどの営業活動やプレゼン資料の作成があるわけです。

もちろんテクニックも重要なんですが、それを使う行動力やコミュニケーション能力も重要だと思います。

今後はどのような展開を考えていらっしゃいますか?

一貫して、知名度の向上を進めていきます。2023年はYouTubeのチャンネル登録者数2万人、そして書籍の執筆が目標です。どんな活動になるにせよ、イノウエガクという名前の知名度向上に繋げていきたいです。その先にどんなメリット・デメリットがあるか、実際に体験してみたいですね!

最後に、独立を考えている人へのメッセージをお願いします

とにかく行動量の世界です! 私は体力・行動量ともに足りないので、常々実感しています。スキルが高くなくとも、行動量が多い人なら成り上がっていく働き方です。すでに計画があり頭から1つずつ潰している人は、独立しても何ら問題なく働けるでしょう。自信をもってチャレンジしてみてください。

お忙しいところありがとうございました。イノウエガクさんも頑張ってください!

DokTechでは、インタビューをお受けいただける方を募集しています。独立をご経験された方、面白い業界にいる方、珍しいキャリアをしている方などなど、ぜひお気軽にお問い合わせください。(応募多数の場合、全員にインタビューできない場合がございます)

また、DokTechには独立を実現する「独立プラン」も多数掲載しています。確実な独立を実現するために、こちらも必ずご覧くださいませ。

DokTechのメールマガジン・LINEの登録はコチラ

著者情報

DokTech編集部
DokTech編集部
独立・起業の最新ニュースや、明日からすぐ使えるテクニックを、分かりやすくご紹介!

フランチャイズ経営者やフリーランス、法人役員など、多種多様なキャリアをもつメンバーでお届けしています。

会員登録(無料)で
お役立ち情報配信中!

会員登録すると
フランチャイズで稼ぐための
お得な配信が受け取れます

1.

業界では珍しい実現可能な確実性のある
情報を厳選

2.

会員限定の深掘り記事が無料で読める

3.

全国で展開旬な情報を発信

会員登録で最新情報をチェック

mailのアイコン LINEのアイコン 新規会員登録(無料) リンク矢印 リンク矢印

モックアップ画像