週末起業の成功例8選！成功しやすい業種と秘訣、事業アイデアの探し方

週末起業とは

週末起業は、本業の休日や空き時間を使ってビジネスを始めることです。

いまから約20年前、ある経営コンサルタントが「リスクを回避しつつ起業する方法」として提唱したのが始まりです。

休日に取り組むだけあって、好きなこと・やりたいことをビジネスにする人が見られます。

副業にして副収入を得るほか、週末起業が軌道に乗ったところで独立するケースもあります。

★週末起業と副業の違い 週末起業は、あくまで「起業」です。自分で事業を立ち上げ、商品やサービスを提供します。副業は、アルバイトやクライアントワーク（依頼者から発注を受けた仕事）も含みます。もちろん、起業したビジネスを副業にしても構いません。週末起業は、広義には副業に含まれると考えて構わないでしょう。

週末起業のメリット3つ

週末や休日を使ってわざわざ起業する人がいるのは、見あうメリットがあるからです。

本業を持ちつつ、週末に起業するメリットを3つ解説します。

低リスクで新しい挑戦ができる

リスクを抑えつつ、思い切って起業に挑戦できる点が週末起業のメリットです。

本業を辞め起業一本に絞った場合、万一事業がうまくいかなかったらどうなるでしょうか。事業の運転資金が不足するだけでなく、自身や家族の生活費もなくなる可能性があります。

週末起業なら、生活に必要なお金は本業の収入で確保できます。本業の雇用企業社会保険に加入しておけば、病気や怪我にも備えられます。

関連記事：「会社員×個人事業主は最強」って本当？6つの理由と兼業するコツ

将来に向けて起業準備ができる

週末起業は、本格的に起業するための準備にもなります。

将来的に起業したいジャンルで週末起業すれば、週末だけの稼働で実績を積めるでしょう。売上を伸ばし顧客に必要とされるノウハウを、実践的に得られます。

起業志望がない人も、週末起業に挑戦する価値はあります。自分の力でビジネスを進める過程で、やりがいや新しい目標を見つけられるかもしれません。

＜関連記事＞

• 40代から独立できる仕事10選│失敗しないための起業手順も紹介
• 50代の起業は遅くない！起業しやすい職種と成功ポイント、注意点

スキル・知識アップ、人脈の拡大につながる

週末だけとはいえ起業すると、ビジネスの全工程を自ら担当します。営業も経理も、調達も自分の仕事です。

分業制で働く会社員では経験できない仕事に取り組め、全方位的にスキルを伸ばせます。

知見があったものの、本業では活用する機会がなかった知識を活かせる場面もあるでしょう。

本業では縁がなかった人とかかわる機会が増えるのも、週末起業のメリットです。人脈が広がり、新たなビジネスチャンスが舞い込んでくるかもしれません。

週末起業で成功しやすい4ジャンル

週末起業で成功しやすいジャンルを、4つ紹介します。

週末起業は、本格的な起業と比べて週の稼働日数が少なくなります。週末起業の成功には、稼働日数が少なくても始めやすいジャンルの見極めが大切です。

先生・講師

「先生」「講師」と呼ばれる仕事は、週末起業に向いています。

スタートに必要な初期費用を抑えやすく、資金面でのリスクが少ないためです。自宅を改装した教室なら物件取得費・家賃がいりません。オンライン型なら、きょうから自宅の一室で始められます。

先生・講師業で週末起業する場合、自身と休日があう人をターゲットにしましょう。自身の休日が土日なら、平日に働く人を集客するイメージです。

＜先生・講師業の具体例＞

• 習い事の指導者
• コーチ
• インストラクター
• コミュニティサロンオーナー

週末だけオープンする物販オーナーはいかがでしょうか。

消費者が集まりやすい週末を狙って稼ぎます。集客力が落ちる平日は思い切ってお店を閉め、経費を節約しましょう。

週末だけの開店になるため、取り扱う商品選定に注意します。賞味期限の短い食品や生鮮食品は避けたほうが無難です。

当日売り切れるだけのパンや日持ちのする菓子、アパレル、雑貨などがおすすめです。

ネットショップなら、曜日にかかわらずオープンできます。あらかじめ、問い合わせ対応や発送が週末になる旨を告知しておきましょう。

飲食店オーナー

飲食店オーナーも、週末起業に向いています。

週末は家族や友人との外食機会が増えます。週末・祝祭日のハレの日に見られる外食、レジャー・イベントでのテイクアウト需要を見込みましょう。

固定費を抑えるため、間借りの飲食店や厨房設備を複数の料理人でシェアできるシェアキッチンがおすすめです。

キッチンカーを使ったテイクアウト専門店も良いでしょう。

話題を呼ぶような商品のラインナップをそろえ、季節にあわせてメニューを変えて提供してみましょう。

＜週末起業にマッチする飲食店の例＞

• カフェ
• たいやき屋
• かき氷店
• クレープ店
• 綿あめ店

関連記事：キッチンカーの開業！儲かるメニュー・出店場所は？移動販売で儲けるコツ

Web関連職

Web上で業務が完結する仕事も、週末起業に向いています。

おすすめの理由は、3つあります。

• 在宅で時間を問わず働ける
• 初期コストがかからない
• 成長産業で案件を探しやすい

週末に限らず、いつでも都合に合わせて働ける点がWeb関連職のメリットです。本業が平日休みの人や、不規則な交代勤務の人も取り組めます。

基本的にパソコンがあれば始められ、ほかの仕事よりビジネス開始に必要な費用を抑えられます。

＜Web関連職の例＞

• ホームページ制作
• Webデザイン
• システム開発
• ライティング
• 動画制作

関連記事：起業するならどの業種？おすすめランキング16種！分野選びの注意点も解説

週末起業で成功した例8選

実際に週末起業に挑戦し、成功した事例を8つ紹介します。

ビジネスを選んだ理由や、成功するために気をつけたポイントに注意しながら、各事例を読んでみてください。

あなたが週末起業で成功するヒントが見つかるでしょう。

占い教室ソラ

東京・埼玉・大阪・福岡に教室を展開する占い教室ソラは、代表の清水聡さんが週末起業で始めた事業です。

本業で勤めていた会社が倒産し、つぎに就いた仕事は自分に合わないという苦節のなか、週末起業の考え方に出会います。

自転車や車いすの修理業から週末起業をはじめ、やがて好きで続けていた占いを本格的に事業化させます。

「顧客の声を受けて開発した商品が大ヒット」「口コミを広げてくれる良い顧客との出会い」など、ユーザーの声と真摯に向きあう姿勢が事業を成功に導きました。

目の前の人との縁に感謝し、時間を楽しむ清水さんの姿勢も、リピーターが生まれ続ける土壌のようです。

パーソナルスタイリスト forstyle

本業で培ったスキルや知識を活かし、週末起業で成功したのがパーソナルスタイリスト forstyleの久野梨沙さんです。

久野さんはもともと、アパレル関連企業に勤務していました。自社製品を販売するなかで「客が服に合わせるのではなく、本当にその人にあった服を提案したい」との思いが強まります。

やがて週末の空き時間を使って、パーソナルスタイリングを始めました。顧客の好みをヒアリングし、似あうスタイルをコンサルティングする仕事です。その上で買い物に同行し、スタイリングまで一貫して行います。

当初は月に4～5人のパーソナルスタイリングをし、10万～15万円程度の収入を得ます。週末起業が軌道に乗ったところで本格的に事業化したのが、久野さんの成功の秘訣です。

ダイエットコーチ「メンタルダイエット」

多くの人が悩むダイエットに、メンタル面からアプローチする事業を営むダイエットコーチがいます。「メンタルダイエット」を提唱する小林一行さんです。

小林さんが成功した秘訣は、徹底的に悩みぬいた自分自身の経験にあります。

ダイエットの失敗とリバウンドを繰り返しました。うまくいかない原因はメンタルにあると気づいたことが、小林さんの転機でした。

「食べてしまう自分を責める」「ダイエットに失敗した自分を卑下する」など、ダイエット挑戦者が陥りがちな思考回路を断ち切り、健全なメンタルを整えて自然に痩せる方法を編み出します。

ブログやメルマガの読者を増やし、ダイエット法を販売するマーケティング法で成功しています。

かつらネット販売 かつらWith

専門外のジャンルで成功した事例です。

インターネットでかつらを販売するかつらWithを創業した宮崎弥生さんは、もともとは個人事務所でホームページ制作を手掛けていました。

自身の事業がうまくいかず悩んでいた折に、かつらユーザーからの悩みを耳にしたのが起業のきっかけです。

当時のかつらは、業界の構造的な課題が価格に転嫁されていました。アイデアとインターネットを駆使すればもっと安くかつらを提供できるはずと確信し、かつら販売業を立ち上げます。

起業から数年後、事業が軌道に乗ったところで法人化します。畑違いのジャンルでも、やり方次第で成功できるとわかる事例です。

司会事務所「サクラフロントウェディング」

「サクラフロントウェディング」は、結婚式場やイベント会場に司会者を派遣する会社です。代表が副業で行っていた司会業をきっかけに、週末起業をしました。

「派遣されるだけでなく、自分で運営してみたい」と思い始めたタイミングで、所属していた司会者事務所が倒産します。司会者仲間の要請もあり、ともに働いていた仲間を引き受ける形で起業しました。

もともと活躍していた業界での起業だったため、取引先のツテがあった点が成功のポイントです。既知のホテル担当者を訪ね、すぐに案件の受注につながりました。

飲食店経営・週末飲食オーナー倶楽部

会社員と飲食店経営の二足のわらじで成功したのが、飲食店経営者であり「週末飲食オーナー倶楽部」を運営する高樹公一さんです。

ラーメン店や串焼きダイニング店を、複数運営しています。

手間もコストもかかりがちな飲食店経営で週末起業が成功した秘密は、フランチャイズシステムにあります。

フランチャイズシステムは、開店から運営に必要なノウハウを本部が提供します。ノウハウがない人が経営しても、早期に軌道に乗せられる点がメリットです。

フランチャイズシステムを上手に利用すれば、高橋さんのように会社員のまま飲食店オーナーになることも可能です。

カメラマン「KAZUfoto」

趣味を活かして週末起業し、独立した人がいます。フリーのカメラマンとして全国を駆け回る、KAZUfotoの橋本和典さんです。

橋本さんの前職は、カメラメーカーのエンジニアです。カメラが好きで、週末の度に撮影に出掛けていました。

ギャラリーの写真展で実績を積み、前職の人脈を活かして作品を見てくれる人・買ってくれる人を増やします。

撮影をする機会のない本業が苦痛になり、独立を決めます。培った人脈から仕事を得つつ、自分オリジナルの撮影プランも提供するようになりました。

独立前の週末起業期間に腕を存分に磨き、満を持して一本化し成功した事例です。

ホームページ制作「NOBLE WEB」

Web関連事業は、総じて利益率が高めです。週末だけの起業でも十分といえる収入を得られるのは、Web関連事業の特徴でしょう。

松原伸禎さんが週末起業したNOBLE WEBは、ホームページの制作・運用を主力業務とします。その利益率は7～8割です。

Web関連事業は、顧客とのやりとりもWebに一元化しやすい点が、週末起業に向いています。松原さんは本業の昼休みを同僚とずらし、メールやチャットで返信する工夫で平日日中のレスポンスを実現しました。

週末起業した当初、ターゲットを同じ週末起業家に絞ったのも松原さんが成功した秘訣です。

「コア業務以外は外注したい」「業者に本格的に発注すると採算が合わない」とのニッチなニーズを見い出し、ホームページ制作を安価に提供しました。

自身も週末起業家だからこそ発見できた営業手法で、週末起業を早期に軌道に乗せた事例です。

関連記事：家族でオランダ移住を叶える手段として起業を選択！複業家の仕事と人生の価値観

成功する週末起業アイデアの探し方

週末起業で成功できるビジネスアイデアの見つけ方を、2つ解説します。

前章で紹介した成功事例を思い浮かべ、自分に置き換えながら読んでみてください。

自分の得意なこと・できることで起業する

自分が得意なこと、人より少し秀でていることを探してみましょう。もしかすると起業アイデアにつながるかもしれません。

本業で成果を出している仕事も、視点を変えると起業アイデアになります。

接待や営業が得意な人なら、営業代行はいかがでしょうか。人の話を聞くのが得意なら、コンサルタントやカウンセラーも選択肢に入ります。

憧れの仕事・やってみたい仕事に挑戦する

やってみたい仕事に挑戦できるのは、週末起業ならではの利点です。

本業の収入がある週末起業は、生活の心配をしなくて済みます。未経験の分野や憧れの仕事にチャレンジし、万一うまくいかなくてもリスクは最小です。

犬が好きなら犬の散歩代行やペットシッターはいかがでしょうか。

ドローンパイロットやクリエイターも良いかもしれません。パティシエや調理師と、夢が広がります。

関連記事：副業から起業を目指すメリット3選！未経験者の起業アイディアの見つけ方

週末起業の注意点

週末起業を実行する前に、押さえておきたい注意点を2つ解説します。

本業やプライベートとのバランス

週末起業すると、本業の休日にビジネスが入ります。休息やプライベートの時間がとりにくくなると想定し、バランスが崩れないよう配慮しておきましょう。

週末のビジネスを頑張りすぎるあまり、体調を崩しては元も子もありません。

本業の勤務時間中に、週末ビジネスの連絡が入る可能性も考えられます。週末起業で起こりうるさまざまなパターンをシミュレーションしておきましょう。

会社の副業規定への抵触

起業前に、会社の副業規定を確認します。副業を禁じる会社の場合、週末起業がバレると、「気まずくなる」「上司の目線がキツくなる」など、さまざまな不都合が起きる可能性があります。

★ 週末起業が会社にバレない方法 週末起業での年間所得が20万円を超えると、確定申告の義務が発生します。そのまま確定申告をすると、週末起業の所得に対する住民税通知が会社に届き、週末起業がバレます。確定申告をする際は、確定申告書の「住民税に関する事項」欄で、自分で交付に印をつけてください。この印により住民税の通知が自宅に届くようになり、会社にバレることを防げます。

週末起業の成功に欠かせない3つのポイント

本記事の執筆にあたり、週末起業で成功した事例を多数調査したDokTech編集部は、週末起業の成功に欠かせない3つのポイントを見い出しました。詳しく解説します。

初期費用は抑えめに

週末起業のスタートにかける費用はできるだけ抑える、これが成功鉄則の一つ目です。

初期費用を抑えやすいビジネスモデルを選びましょう。イートインスペースのある飲食店よりキッチンカー、実店舗よりネットショップを選ぶと費用を大きく削減できます。

事業が始まる前から借り入れるのは、おすすめできません。事業がうまくいかなかった場合、借入金が負債となります。

初期費用は自己資金でまかなえる範囲に抑え、生活費を確保した上で残ったお金を運転資金に回すようにしてください。

関連記事：1円あれば起業できる！スモールスタートで成功した事例・ポイント

欲張らずコツコツ続けよう

欲張らず、地道にコツコツ続ける精神を持ちましょう。

週末起業を始めたばかりは、新たな出会いや発見が楽しいものです。「もっとできる」と頑張りがちですが、負担にならないペースを心掛けます。

休日に働きすぎ体調を壊しては、週末起業が続かないだけでなく、本業にも悪影響です。

元プロ野球のイチロー選手は、こう言います。

「小さいことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」－ 2004年・メジャーリーグの年間安打記録を破った際の記者会見にて

起業し、10年続く人はまれといわれます。稀有な存在になるためにも、欲張らず地道な努力を続けましょう。

失敗しても言い訳せず再チャレンジを

チャレンジには失敗がつきものです。「これは！」と思うアイデアで起業しても、成功できるとは限りません。

成功するか、脱落するか。失敗の受け止め方で決まります。

成功する人は、失敗を謙虚に受け止めます。決して言い訳はしません。原因を追求し、次に活かそうと、試行錯誤を続けます。

失敗を何かのせいにしているうちは、失敗の本質をつかめないでしょう。つぎも同じ失敗を繰り返すかもしれません。

言い訳せず、前を向いて挑戦し続ける人だけに、成功は訪れます。

フランチャイズでも週末起業はできる

フランチャイズを使って週末起業するメリットや向いているタイプ、具体的なビジネスを解説します。

フランチャイズで週末起業するメリット

フランチャイズを使って週末起業するメリットは、つぎの4つです。

• 確立したビジネスモデル・コンセプトで運営できる
• 事業を成功させるノウハウの提供が受けられる
• 運営方法や悩みに対するサポートがある
• 事業にともなうリスク明確化できる

フランチャイズで起業すると、本部のノウハウとサポートを受けられます。未経験分野への参入や初めての起業でも、成功法則にのっとった運営ができます。

週末のみ事業に携わる週末起業では、プロのサポートが頼りになります。

フランチャイズでの週末起業が向いている人・向かない人

フランチャイズを利用した週末起業は、つぎの人に向いています。

• 週末起業を短期間で軌道に乗せたい人
• 失敗のリスクを最小に抑えたい人
• 具体的なアドバイスが欲しい人

反対に、つぎの人には週末起業でのフランチャイズ利用が向いていません。

• ビジネスを自分の力で組み立てたい人
• 自分のやり方にこだわりたい人
• 本部に任せきりにしたい人

フランチャイズビジネスは、オーナーと本部が二人三脚で成功に導きます。自分のやり方に固執しすぎても、任せきりにしてもうまくいかないでしょう。

週末だけ開店できるフランチャイズの例

週末起業を可としているフランチャイズの一例を紹介します。

• 飲食店（海鮮丼、ドーナツ、焼きチーズカレー）
• 清掃業
• 修理業
• 結婚相談所
• マッサージ店
• 買取専門店
• 学習塾
• 脱毛・エステ
• 出張カーコーティング
• コインランドリー
• フィットネスジム
• 配送業

掲載したビジネスはほんの一例です。

フランチャイズや独立・開業に関する情報をお届けするDokTech編集部では、週末起業志望者なら知っておきたいコンテンツを、定期的に配信しています。

メルマガに登録し、今すぐ起業情報を手に入れてください。

まとめ

週末起業は、本業の休日を利用してビジネスを始めるやり方です。

本業で安定収入を確保しつつ、副収入を得られる点がメリットです。「得意なことを活かす」「やってみたい仕事にチャレンジする」など、自分なりの切り口で事業アイデアを見つけましょう。

週末起業は、リスクをできる限り最小に抑えると成功する確率が高まります。

ビジネスモデルが確立しており、運営ノウハウの提供を受けられるフランチャイズは、週末起業におすすめの手法です。

週末だけの稼働でも始められるフランチャイズも、多数あります。週末を使った新たな挑戦、この機に始めてみてはいかがでしょうか。