これから儲かる仕事ランキング|未経験でも副業・起業で稼げる職業

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これから儲かる仕事ランキング|未経験でも副業・起業で稼げる職業とは

更新日更新日:2023.10.5

公開日投稿日:2022.12.20

「いまよりもっと稼ぎたい」
「未経験から始められて、これからでも儲かる仕事なんてあるのだろうか」
「そもそも、どんな仕事が儲かるんだろう?」

さまざまなサービスや商品があふれる現代、どのような職業でもこれから参入し儲けるのは難しいと感じるかもしれません。

しかし、時代に合わせた仕事を選べば、これからでも十分儲けられます。トレンドに逆らわず、将来性や可能性に注目して仕事を選ぶのが「儲かる仕事」を見つけるコツです。

そこで、本記事では独立や開業に関する知見豊富なDokTech編集部が、「これから儲かる仕事」「これから稼げる職業」を独自調査しました。ランキング形式で10の仕事を紹介しています。ぜひ最後まで読み、チャンスをつかめる仕事を見つけてください。

目次

これから儲かる仕事・職業の4つの特徴

これから儲かる仕事・職業の特徴

将来性があり、これから儲かる可能性が高い仕事や職業の特徴として、次の4つを紹介します。

  1. 安定した需要が見込める
  2. 業界全体が拡大傾向にある
  3. AIやDX化でも代用が難しい
  4. 利益率が高い

独立や開業を検討している仕事が儲かるか、将来性があるかを判断するには、将来的に需要がある業界を見極めることが大切です。

安定した需要が見込める

これから儲かる可能性が高い仕事の特徴は、継続してニーズがあることです。生活に欠かせない衣食住に関わるような業種は、時代の変化や技術革新などの影響を受けません。

一時的な流行により急激に需要が拡大した業種は、流行が落ち着けば需要も減少します。そのような業種は、10年後も継続して儲かる可能性は低いでしょう。

継続的に安定した需要のある業種は稼げる仕事だと判断できます。

業界全体が拡大傾向にある

業界全体の売上が堅調に推移し、売上規模が増加し続けているのも儲かる仕事の特徴です。業界全体の売上規模が拡大していれば、縮小傾向にある業界よりも儲かる可能性は高くなります。

長期的に収益を得続けたいのであれば、10年後や20年後を見据えて業界全体の売上規模がどのように推移しているかを見極めましょう。

今後も儲かる仕事を選ぶには、現時点での流行や需要だけでなく、今後の変化を予測することが大切です。

AIやDX化でも代用が難しい

これから儲かる仕事は、AI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)での代用が難しいのも特徴です。

AIは、データを蓄積することで、自動的に人の思考回路と同様の判断を下せるようになるシステムです。

業務プロセスの最適化提案や過去データに基づく予測が可能で、身近なところでは囲碁や将棋の対戦プログラムや自動応答チャットなどが知られています。

また、DX化はデジタルトランスフォーメーションの略称で、AIを含むさまざまなITシステムを活用することです。

データ入力や計算、宅配や注文などの自動受付のほか、オンライン上でのコミュニケーションが可能なテレワークもDX化に含まれます。

ITシステムの技術向上により、人手不足が補われるようになりました。一方で、AIやDX化ができる業種の需要は低下しています。

これから儲かる仕事は、AIやDX化で代用できず、人の手や判断力が必要な業種だと判断できます。

関連記事:人手不足で儲かる仕事8選!未経験でも採用されやすい業界も紹介

利益率が高い

当然、利益率は低いより高いほうが儲かります。

利益は、売上から経費を差し引いた結果です。利益率を上げるには、「売上(販売数や顧客数)を伸ばしやすい」もしくは「経費を減らしやすい」仕事である必要があります。

以下は、利益率が高く儲けやすい仕事の特徴です。

  • 在庫を持たない
  • 店舗を構えない
  • 人を雇わない
  • 原価が安い、もしくは0円
  • ほかにはない付加価値がある(オーダーメイドなど)
  • 経営にかかるランニングコストが少ない

これらの特徴がある仕事は、経費支出が最低限で済むため、業界を問わず儲けやすい傾向にあります。

儲かる仕事で起業や自営業としてチャレンジしたい人はこちらの記事も参考にしてみてください。

これから儲かる仕事・職業ランキングTOP10(自営業・個人事業主)

将来性に期待大!これから儲かる仕事ランキングTOP10

これから儲かる仕事・職業ランキングTOP10を紹介します。いずれも自営業や個人事業主としての独立におすすめです。

紹介する10の仕事は、独立・開業に特化した情報サイト「DokTech」編集部が独自目線で選定しました。選定した条件は以下です。

◎ランキングの選定条件

  • 一人でも始められる
  • スキルがあれば独立も可能
  • 店舗が不要
  • 未経験でもはじめやすい

それぞれの仕事の概要や儲かる理由をチェックしてみてください。

1位 ゲームクリエイター

ゲームクリエイターは、ゲームソフトやゲームアプリの開発・制作全般にかかわります。ゲームクリエイターは、以下の理由で高い将来性が期待できます。

◎ 世界中で人気が高い
ゲーム愛好家は世界中に存在します。IT技術の進化やスマホの普及により新しいゲームが開発され続けており、クリエイターへのニーズは高止まりすると予想されます。
◎最新技術が次々登場している
VR(バーチャル・リアリティ)やメタバース(仮想世界)など、続々と新技術が開発されています。最新技術を扱える人材は引く手あまたです。
◎専門性や創造性が必要
ゲームクリエイターには専門知識やクリエイティブスキルがかかせません。AIやロボットに代替されにくく、人へのニーズが高い職業です。

ゲームクリエイターの求人には「月給75万円以上」「フルリモート可」など好待遇の案件も見られます。

また実力がつけば、独立や海外ベンチャーへの道が開ける可能性もあります。

2位 中小企業向けコンサルタント

中小企業向けコンサルタントとは、中小企業経営者の財務・人事など経営状況を分析し、的確なアドバイスをする仕事です。

中小企業が直面する課題は多く、ざっと挙げただけでも以下のとおりです。

  • DX化、IT化
  • グローバル化
  • セキュリティの厳格化
  • 後継者不足
  • 売上の低迷
  • 大規模資本との競争

厳しい現状を打開し、的確に道を示してくれるコンサルタントもニーズが高い仕事です。経営者に寄り添い、相談相手となるコンサルタントは、AIやロボットにも代替されにくい仕事といわれます。

より儲けるためには、M&Aや新規事業開発、組織・人事など、「誰にも負けない強み」を持ち、多方面からのアドバイスができる力を身につけましょう。

ECやマーケティングなど、実務面の経営課題改善に取り組めるコンサルタントも将来性が期待できます。

3位 コピーライター

コピーライターは、商品やサービスの特徴を文章であらわした「コピー」をつくる仕事です。

商品・サービスが飽和する現代、一目で特長が伝わる文章や消費者の「買いたい気持ち」に訴求できる文章を書ける人が必要とされています。

またコピーライターは商品在庫や店舗が不要なため、利益率がほぼ100%である点も儲かる理由です。

ただし、「文章を書く」だけではAIに代替されるおそれがあります。稼げるコピーライターになるためには、プラスアルファのスキルを身につけましょう。

たとえば「集客全体に関する知識」は、コピーライターと相性の良いスキルです。そもそも、コピーライティングは集客施策の一部であるためです。

4位 ドローンパイロット

遠隔でドローンを操縦し、映像撮影をはじめとする業務を行う職種がドローンパイロットです。

国内のドローン市場規模は、2020年度の1,841億円から2021年度には2,308億円と、1年で467億円も増加しています。

また、2027年度までには年間平均成長率が22.8%に達するとの試算もあります。

(参考:ドローンビジネス調査報告書2022|株式会社インプレス

ドローンの小型化・高性能化、また自動化により、比較的簡単に誰でも操作できるようにはなってきました。

しかし、誰もが「法律改正を踏まえた正しい操縦」や「付加価値の高い映像撮影」ができるわけではありません。

技術の進化に対応でき、クライアントの求めるクオリティ以上の空撮ができるパイロットはこれからも必要とされ続けます。

また宅配から測量・検査、農薬散布など、多方面でドローンを扱えるスキルを兼ね備えたパイロットも重宝されます。

5位 パーソナルトレーナー

パーソナルトレーナーとは、健康増進やダイエット、スポーツ競技力工場などを目的にエクササイズやトレーニングの指導を行う専門職です。

近年、健康・美容意識を高く持つ人が増えており、注目されています。

ある調査では、約6割の人が「将来の健康について不安がある」と答えており、実際に4~5万円を健康に投資していることが明らかになりました。

健康に対する意識の高まりを受け、従来はプロのスポーツ選手や俳優、モデルなど身体が資本の人が対象だったパーソナルトレーナーのすそ野も広がりを見せています。

ダイエットや健康維持を目的とする一般の人も、顧客になり始めているためです。

トレーニングは、一度はじめると成果がでるまで長く顧客とかかわります。固定客が確保しやすく、安定収入が見込める点が魅力です。

集客に不安がある場合は、フランチャイズシステムを利用してのパーソナルトレーニングジム開業を検討してみましょう。

フランチャイズ本部が持つ成功ノウハウに基づいて効率よく集客できます。

関連記事:ストレッチ専門店・開業の流れ|集客方法や市場の魅力・将来性も紹介

6位 放課後デイサービスのオーナー

放課後デイサービスのオーナーとは、障がいや発達に特徴のある子どもが、放課後や長期休暇中に利用できる福祉サービスである「放課後等デイサービス」を運営する人です。

放課後デイサービスは福祉事業の中でも「儲かる」といわれており、放課後デイサービスの収支は障がい福祉事業活動の収支平均を上回っていると分かっています。

障がい福祉事業活動全体の収支差:1,718,000円

放課後等デイサービスの収支差:3,785,000円(1施設あたり)

(参考:令和2年障害福祉サービス等経営実態調査結果|厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部

補助金・助成金が充実しており、開業資金面の不安を解消しやすい点も特徴です。

儲かる放課後デイサービスを開業する方法は、当グループが運営するフランチャイズ経営に特化したサイトの記事もご覧ください。

*FCオーナー様へのインタビュー動画・記事です。

関連記事:業界未経験でも開所すぐに80%の集客に成功!こどもプラスブランドの強さ (FCオーナー様インタビュー:Funny-Funny こどもプラス西八王子教室・下會所希望様)

7位 高齢者向け配食サービスのオーナー

高齢者向け配食サービスのオーナーとは、高齢者に健康や栄養バランスが考慮されたお弁当を配達するサービスを運営する人です。

高齢者向け配食サービスの市場規模は、右肩上がりで伸びています。今後も高齢者人口は増えるため、高齢者向け配食サービスのオーナーは将来性の高い職種です。

実際、ある市場調査会社によると、高齢者向け配食サービスの市場規模は2019年に約2,100億円に達しており、2025年には2,400億円を超えるとの想定が出ています。

(参考:高齢者向け食品の市場規模と2025年予測|Care Show japan

配食サービスは在庫や店舗を持たずに始められます。固定費が少なくて済むため、高い利益率を確保できる点も儲かる理由です。

関連記事:弁当屋の開業に必要な資格・資金│失敗しないポイントと成功事例も紹介

8位 農家

健康意識の高まりを受け、「食」も注目されるようになりました。食を支える仕事の1つである農業も、高い将来性が期待できます。

日本政策金融公庫の調査によると、「食」に関する健康志向を持つ人が半数程度おり、また回答者の68%は「国産品かどうかを気にかける」としています。

(参考:食に関する志向 「健康志向」が2半期連続で上昇 |日本政策金融公庫

これから農業で儲けるためには、プラスアルファの視点が大切です。

「“無農薬” “高栄養”など、付加価値の高い作物をつくる」「輸出用作物を専業でつくる」など、既存農業の枠を超えた視点で取り組んでみましょう。

またICTやロボット技術を駆使するスマート農業も進化しています。生産・収穫の効率を上げられる余地が大きい点も、農業が儲かる可能性を示唆しています。

9位 オンライン家庭教師

オンライン家庭教師とは、小中高生にオンライン上で学習指導をする仕事です。

オンライン家庭教師を含むe-ラーニング市場は、2022年度には3,300億円を超すと試算する調査会社もあります。時間的・場所的な自由度が高いオンラインの学びは、これからも拡大すると見られています。

オンライン家庭教師が儲かるのは、初期投資の少なさにあります。必要な機材はパソコンとヘッドセット(Webカメラ・マイク)、インターネット環境のみで、店舗やオフィスも不要です。

また仕事時間は、子どもたちが学校から帰ってきた夕方から夜に集中します。日中をさらに別の仕事に充て、さらに稼ぐWワークができる点も特徴です。

自宅ででき、人気講師になれば1コマ1万円以上・月収80万円も可能です。また子どもたちの将来にかかわる、やりがいある仕事でもあります。

10位 投資家

資産を運用し、利益や配当金で稼ぐ仕事が投資家です。

投資で稼げるジャンルはさまざまありますが、投資は「リスクが大きいものほど、大きなリターンが期待できる」特徴があります。

投資商品をリターンの大きいものから順に並べると以下のようになります。

  • 仮想通貨
  • FX
  • 先物取引
  • 外国株
  • 海外不動産
  • 国内株
  • 国内不動産
  • 投資信託

投資する元手が多ければ多いほど、多くのリターンが期待できます。市場動向に慣れるまでは投資する金額を決めておくと、生活を破綻させる心配はありません。

初めて投資する人やリスクをできるだけとりたくない人は、NISA(少額投資非課税制度)など少額投資からチャレンジしても良いでしょう。

岸田政権下では「NISA改正案」をはじめとした規制緩和・法整備も進みつつあります。

関連記事:これから伸びる10業界!今後縮小する業界と将来性のある資格も紹介

これから儲かるIT系の仕事ランキングTOP3(副業としても稼げる)

最新技術は稼げるチャンス大!これから儲かるIT系の仕事ランキングTOP3

最新技術やIT系で、これから儲かる仕事を3つ紹介します。いずれも副業としても稼げる職業です。今本業がある人、就職している人はぜひご覧ください。

  1. エンジニア
  2. デジタルマーケター
  3. 動画編集者

次々と登場する最新技術や、インターネットなどのITにかかわる仕事は、これからも市場の伸びが期待できます。

1位 エンジニア

エンジニアは、工学に関する専門知識・スキルを持つ人です。近年はIT技術に長けた人をエンジニアと呼ぶようになっています。

WebサービスやWebアプリを対象に、フロントエンド設計や開発、バックエンドの運用・保守を行います。

「2030年には最大79万人のIT人材が不足する」とする試算が存在します。急速なIT化に、人材育成が追いついていないのが理由です。

(参考:IT 人材需給に関する調査|みずほ情報総研株式会社

技術の進歩にともない、エンジニアに求められるスキルレベルも上がり続けています。現場の即戦力となるまでになるには時間がかかるため、スキルを持つエンジニアは引っ張りだこです。

実際、求人サイトで探すと「年収1,000万円以上」を確約するエンジニア求人も見つかります。

関連記事:なぜフリーランスは増えすぎたのか?5つの理由と競争を生き抜く秘訣

2位 デジタルマーケター

商品やサービスが売れる方法を考える「マーケター」のうち、オンライン全体の販売施策を手掛ける人を「デジタルマーケター」と呼びます。

似た仕事である「Webマーケター」との違いは以下です。

  • デジタルマーケター:オンライン全体で施策を考える。デジタルサイネージ、アプリ、AR・VR、ブロックチェーンやNFTなども包括する。
  • Webマーケター:Web上の施策を考える。SEOやリスティング広告、SNSの情報発信などを担う。

デジタルマーケターはWebマーケターよりも対応領域が広く、最新技術に関する知識が必要です。

複数チャネルを活用したマーケティング戦略に長けたデジタルマーケターは、これからますます活躍が期待できる仕事です。

関連記事:Web集客の方法13選!自社にあった選び方と効果的な活用術

3位 動画編集者

動画編集者は、撮影された映像や素材をクライアントの依頼にそって編集・加工する人です。

国内の動画広告市場は急激に拡大しており、2025年には1兆465億円に達すると見られています。

これからも市場の伸びが期待できる動画市場で、編集作業を担う「動画編集者」へのニーズは減ることはないでしょう。

ただし、動画編集は参入者も多い業界です。これから稼げる動画編集者になるには、高い編集スキルとクライアントの意図を汲み取り形にする独創力が大切です。

また自分なりの強みがあると、アピールポイントとなり依頼が殺到する可能性があります。

YouTube動画やショート動画、企業のPR動画など、さまざまある動画ジャンルの中で「このジャンルなら編集スキルは誰にも負けない」と売りにできるものを見つけましょう。

「動画をいかに拡散させるか」「動画からいかに商品購入に結びつけるか」などのマーケティング視点や、動画編集チームを運営できるディレクションスキルなど、複数スキルの掛け合わせで勝負するのも儲ける秘訣です。

関連記事:田舎で儲かるビジネス8選|地方で商売をするメリットと注意点

将来の安定が見込める業界の共通点3つ

将来の安定が見込める業界の共通点

将来の安定が見込める業界の共通点を解説します。

  1. ブルーオーシャンである
  2. 人間の欲求にかかわる仕事である
  3. シニアをターゲットにしている

変化も激しい時代に儲けるには、既成概念にとらわれない仕事を見つける必要があります。トレンドを押さえ、未来を見通して儲かる仕事を見つけましょう。

関連記事:独立開業しやすい仕事21選!おすすめの業態・職種を紹介

ブルーオーシャンである

レッドオーシャン(競争が激しい既存市場)で儲けるのは、簡単ではありません。競合が多く、価格競争になりやすいためです。

これから儲かる仕事を見つけるなら、ブルーオーシャン(競争相手が少ない未開拓市場)の分野を探しましょう。

「既存商品・サービスに付加価値をつけられないか」「新しい価値観を創造できないか」と考えると、ブルーオーシャンが見つかります。

◎レッドオーシャンといわれる仕事

  • YouTuber
  • イラストレーター
  • 簡単に参入できるスキルシェア(料理、家事、悩み相談 など)

◎ブルーオーシャンといわれる仕事

  • IoTやAIに強いエンジニア
  • 3Dプリンターを使える建築士、技術者
  • 人がやりたがらない代行業(お遍路代行、お詫び代行、遺品整理代行 など)

また大企業が手を出しにくいニッチ市場への参入も、儲かる可能性を秘めています。

ただし、どのような市場でもヒット商品が出ればライバルが増え、すぐにレッドオーシャンになる可能性もあります。1回の成功で慢心せず、常に儲かる市場を探し続ける努力も大切です。

人間の欲求にかかわる仕事である

自動で食事を作れるロボットが登場しても、レストランそのものがなくなるとは考えられません。また、仲人(異性との出会いを仲介する人)が減った代わりに、出会い系アプリが活況を呈しています。

食欲や恋愛、また「人とかかわりたい」「認めてほしい」など、人間の欲求にかかわる仕事は形を変えつつあります。人間がいる限り欲求は存在し、欲求を満たす仕事が必要とされるためです。

「ここでしか食べられないグルメを提供する飲食店」「疲れを癒すマッサージ店や昼寝サービス」など、人間の欲求を満たす仕事は時代に合わせて形をかえながら、これからも儲かり続けると考えられます。

シニアをターゲットにしている

国内の人口総数は減少する一方で、高齢者(65歳以上)が占める割合は年々増加しています。

◎ 高齢者が総人口に占める割合
2020年 28.8%
2021年 29.1%
→ 1年で0.3ポイント上昇。また28.8%は過去最高値。

(参考:1.高齢者の人口|総務省統計局

また健康寿命(健康上の問題によって日常生活が制限されずに生活できる期間)も年々延びています。

平均寿命と健康寿命の推移

引用:図表1-2-6 平均寿命と健康寿命の推移|厚生労働省

今後も、「元気なシニア」が増えるのは明らかです。シニアをターゲットにしたビジネスは可能性を秘めています。

介護・看護・医療など、身体的な世話をするビジネスや、「生涯学習」「生きがい」など充実した時間をシニア層に提供するサービスにも注目してみましょう。

10年後に稼げる将来性のある業界

10年後に稼げる将来性のある業界

10年後に稼げる可能性が高い、将来性のある業界を紹介します。

  1. インフラ業界
  2. IT業界
  3. 家事代行業界

現時点で儲かっている仕事でも、10年後に稼げるとは限りません。事業を安定させ、稼ぎ続けるには、10年以上の長いスパンで業界の将来性を見極めることが大切です。

インフラ業界

インフラ業界は、水道やガス、電気のように、生活に欠かせない業務を担っている業界です。

生活だけでなく、ビジネスや社会生活全体にも影響を及ぼす業界のため、10年後も需要は安定していると見込まれます。

インフラ業界は、鉄道や航空機関連、道路整備、ごみ処理、通信(インターネットを含む)も該当します。

生活に密接に関わりがあるこれらの業界は、なくなれば社会機能の低下を引き起こしかねません。そのため、長期的に安定して稼げる可能性のある業界です。

IT業界

IT業界も、10年後に稼げる見込みが高い業界です。具体的には、システムエンジニアやプログラマー、Webデザイナー、データアナリストなどの職業が該当します。

ITはInformation Technology略称で、IT業界は情報技術を扱う職業全般を指す言葉です。

AIやDXを含むIT技術の開発、IT技術を活用したデータ分析やマーケティングを含め、職種は多岐にわたります。

IT業界に将来性があるのは、AIやDXなどの新たな技術開発が活発に行われているのも理由の一つです。

また、感染症の流行拡大を背景に、テレワークやWeb会議などオンラインツールを活用した働き方も広まりました。企業によっては、対面イベントをオンライン化したところもあります。

今や、IT業界はビジネスや生活に欠かせない仕事を担っており、10年後も稼げる可能性が高い業界です。

家事代行業界

少子高齢化や共働き世帯の増加による影響から、家事代行業界も将来的に稼げる可能性が高い業界です。

エアコンクリーニングや水回りの清掃を行うハウスクリーニングだけでなく、買い物や料理、保育も家事代行業に含まれます。

また、家事代行業者の中には、御用聞きサービスを取り入れているところもあります。

洗濯や掃除などの一般的な家事だけでなく、電球交換やペットの散歩代行、家や電化製品の修理を依頼できるのも特徴です。

高齢者世帯を中心に、家事負担を軽減したい共働き世帯など幅広い世代から家事代行サービスの需要があります。

家事代行業界は、生活に欠かせない家事に関連しているため、10年後も稼げる可能性が高い業界です。

関連記事:【女性版】これから需要が増える仕事14選|将来性のある仕事の特徴は?

これから儲かりにくいと予測される仕事

これから儲かりにくいと予測される仕事

これから儲かる可能性が高い業界がある一方で、需要の減少やIT技術による自動化の影響で儲かりにくくなると予測される仕事もあります。

  1. 事務・経理
  2. 出版業界(雑誌・書籍)に関する職種
  3. 全般運転手

儲かりにくくなると予測される3つの仕事とその理由を解説します。

事務・経理

事務や経理の仕事は、近年AIやDX化によって自動化されつつあります。

事務や経理は、データ入力や給与計算などのAIが得意とする単純作業が多く、将来的に衰退していくことが予測されている仕事です。

とくに、最新システムを導入している大手企業やIT系企業では、事務や経理職の募集も減少していくでしょう。

一方で、昔ながらの老舗企業やデジタル技術に精通していない企業の場合、今後も事務や経理職の需要があるかもしれません。

ただし、事務や経理は完全に仕事がなくなる可能性は低いとはいえ、需要が減っていく可能性は高いでしょう。

出版業界(雑誌・書籍)に関する職種全般

出版業界の中でも紙媒体の雑誌や書籍を発行する職種は、儲かりにくくなると予測されています。

雑誌や書籍はデジタル化されており、スマホやタブレット端末でも手軽に読めるようになったことが原因です。

しかし、紙媒体の雑誌や書籍の需要が減少している一方で、デジタル書籍の需要は伸びています。

紙媒体の雑誌や書籍を発行する仕事は儲かりにくくなると予測されますが、デジタル書籍であればこれからも稼げる可能性があるでしょう。

運転手

技術の発展で衰退が予測されている仕事が運転手です。

タクシーや路線バス、電車、宅配便の配達員のような運転を主とする仕事は、自動運転やドローン技術の発展で無人化が進められています。

将来的に無人運転車の導入が本格的に進めば、これらの仕事は儲かりにくくなるでしょう。

一方で、ECサイトの増加によるネット通販の普及を背景に、配達ドライバーの人手不足が深刻化しています。

自動運転技術は実証実験が行われてはいるものの、一般普及にはまだ時間を要するのも事実です。

今すぐ需要がなくなることはないものの、運転手は将来的に儲かりにくくなると考えられます。

これから儲かる仕事をするための注意点4つ

これから儲けるために押さえるべき4つのポイント

これから儲かる仕事をするには、儲かる仕組みづくりが大切です。さらに儲かる仕組みづくりは、事業を始める段階からかかわります。

  1. まずは一人で始める
  2. 小さく始める
  3. ランニングコストを抑える
  4. 販売経路を確保する

新しく仕事を始めて儲けたい人が、かならず押さえておきたい上記4つのポイントを解説します。

関連記事:脱サラ起業で失敗する8つの理由|厳しい現実と成功をつかむヒント

まずは一人で始める

新しく事業を始めるとき、いきなり人を雇うのは避けましょう。人を雇うと、給与の支払いが発生します。売上が少ない期間でも、人件費は経営を圧迫します。

利益を最大化するには、経費の最小化がかかせません。自分一人で事業を始めれば、人件費を最小にできます。

また一人での事業スタートは、自分の裁量ですべて判断できる点もメリットです。試行錯誤や経営判断がスピーディーに進むため、成果が出るまでの時間が短くて済みます。

小さく始める

小さく始めるとは、初期費用をできる限りかけずに事業をはじめるやり方です。

初期費用が大きくなればなるほど回収までに時間がかかり、利益にもつながりません。万一事業が失敗した場合は、多額の負債を抱えるリスクもあります。

少ない初期費用で始め、うまくいきそうなら事業投資をして大きく育てるのが成功の鉄則です。

ランニングコストを抑える

ランニングコストは、事業を続けるために必要な経費です。家賃や人件費、水道光熱費などを含みます。また商品がある事業では、在庫もコストとなります。

ランニングコストがかかる事業は、収益性が上がりません。いくら売上を作れても、コストでどんどん消えてしまうためです。

利益を確保するために、ランニングコスト削減の意識を強く持ちましょう。

販売経路を確保する

どんなに良い商品やサービスでも、販売経路がなければ売れません。事業で手がける商品やサービスの開発と同時に、販売経路の確保も大切な課題です。

販売経路には、オンライン・オフラインの2つがあります。

  • オンライン:ネットショップ、ECモール、SNSなど
  • オフライン:実店舗、訪問・対面 など

ターゲットや商圏の特性に合わせ、最適なルートを見つけてください。

儲かりそうでも手を出してはいけないビジネス

儲かりそうでも手を出してはいけないビジネス

世の中には、「一見、儲かりそうな話」「楽に稼げそうな話」があふれています。しかし、どの業界もどの職種でも、決して簡単には儲けられません。

実際にあった事例をもとに、儲かりそうでも手を出してはいけないビジネスを4つ解説します。「うまい話には裏がある」を念頭に、読み進めてみてください。

関連記事:おすすめしない副業13選!怪しい副業の共通点や自分にあった探し方

話がうますぎる

「1日5分で月収〇万円」「何もしなくてもザクザク稼げる」など、うますぎる話には裏があります。

国民生活センターに寄せられた相談事例には、以下の例がありました。

「何もしなくてももうかる」とFX自動売買システムの購入を勧められた。お金がなく支払えないと断ったら、「みんな学生ローンで借りて支払っている。すぐに返済できるので問題ない」と言われたが、借金してでも購入しても大丈夫か。

「簡単にもうかる」というインターネットの広告を見て、情報商材を購入した。その後、事業者から電話があり「有料プランに入らなければもうからない。高額なプランほど色々なサポートが受けられる」と言われて高額な有料プランを契約したが、指示通りに作業してももうからないので解約したい。どうすればよいか。

(引用:身近な消費者トラブルQ&A|国民生活センター

そもそも、なにもしなくても儲かる話が事実なら、やすやすと他人には教えないでしょう。参入者が増えれば、自分が稼ぎにくくなるだけだからです。

うまい話を他人に教え、やらせようとしている時点で「怪しい」と思うべきです。

勧誘しないと稼げない

ネットワークビジネスに代表される、勧誘によって利益を生むシステムもおすすめできません。

ネットワークビジネス自体は非合法ではありませんが、無理な勧誘は人間関係を壊すおそれがあるためです。

【事例】ネットワークビジネス国内最大手「日本アムウェイ合同会社」が、消費者庁から6か月間の業務停止命令を受ける。理由は「マッチングアプリを介して行った勧誘が特定商取引法違反」とされたため。(2022年10月)

ネットワークビジネス以外にも、勧誘を要求する例は後を絶ちません。国民生活センターにも、以下の相談が寄せられています。

同級生から、オンラインサロンを人に紹介すると報酬がもらえるから参加しないかと勧められた。友人の勧誘だから安心だと思い、会費約25万円を一括で支払った。しかし別の友人から、だまされているからやめた方がいいと言われ不安になった。クーリング・オフできるか。

(引用: 身近な消費者トラブルQ&A|国民生活センター

本当に良い商品・サービスなのであれば、勧誘しなくても自然と口コミで広がります。ビジネス自体は違法ではなくても、特定商取引法に反するような勧誘行為は怪しいと思ってください。

特定商取引法の対象となる類型 – 特定商取引法ガイド – 消費者庁

初期投資が高額過ぎる

事業で儲ける秘訣の1つに「小さく始める」がありました。初期投資が高すぎる事業は、鉄則の真逆に位置します。

事業によっては開業に数千万~数億円もの初期投資が必要なケースもあります。「大規模な飲食店を開業する」「工場を立ちあげ、商品をイチから生産する」などが代表例です。

しかし、個人で数千万円以上の初期投資を抱えるのはリスクでしかありません。万一、うまくいかなければ全額が負債となってしまいます。

法的に問題がある

一見すると何の問題もないビジネスに見えて、実は法的に問題があるケースもあります。

発覚したあとに「違法とは知らなかった」と言い訳しても通用せず、罰則が適用されるため、注意しましょう。

実は法的に問題があるビジネスの一例を紹介します。

◎ステルスマーケティング(ステマ)広告である事実を隠しながら行う広告。「景品表示法」で禁止される不等な表示(優良誤認表示・有利誤認表示)に該当する場合がある。
◎ 書籍や楽曲の一部を無断でコピーしインターネットに上げ、収益を上げる著作権法に違反。著作物の改変や、すでにある著作物と類似した作品を作る行為、海賊版と知りながらコピーする行為もNG。

事業は法律にのっとり、健全に進めましょう。判断に迷ったら、法律の専門家である弁護士に相談すると安心です。

どの仕事が良いか迷ったら「フランチャイズ」もおすすめ

どの仕事が良いか迷ったら「フランチャイズ」もおすすめ

「事業を始めて大きく儲けたい」

「でも、やりたい事業や好きな仕事はない」

「やるからには、短期間で軌道に乗せたい」

そのような思いを持つ人には、フランチャイズがおすすめです。

コンビニエンスストアから飲食店、清掃業までさまざまなジャンルに普及しているフランチャイズは、実は個人で小さく始めることも可能です。

フランチャイズで事業を始めるメリットと、初期費用の相場を解説します。

フランチャイズのメリット

事業をフランチャイズで始めるメリットは、次の3つです。

  • フランチャイズ本部が持つ「成功ノウハウ」を活用できる
  • 開業までに必要な工程を支援してもらえる
  • 運営や経営の相談相手にもなる

フランチャイズは、加盟店がロイヤリティを支払って本部のブランドや看板の使用権を得るビジネスモデルです。

一般的にロイヤリティは「店舗の売上に対する比率」で決まるため、本部も店舗の売上を上げようとさまざまな支援を提供してくれます。

「誰もが知るブランド名で開業できるため、集客につながりやすい」「スーパーバイザーが店舗を訪問し、改善アドバイスを与えてくれる」などは、フランチャイズならではのメリットです。

関連記事:フランチャイズは儲かる?儲かるFCと年収1000万円を稼ぐ経営者の特徴

少ない元手で始められるフランチャイズ

フランチャイズで事業を始める際、必要な初期費用は100万~600万円程度です。

◎初期費用の例

  • コンビニエンスストア:100万~300万円
  • 学習塾:500万~600万円
  • 買取専門店:500万~600万円
  • 配食サービス:100万~200万円
  • 家事代行:100万~200万円

初期費用にはフランチャイズ本部への加盟金のほか、物件取得費用や改装費用、開店時の商品購入代金などが含まれます。

近年は加盟金0円(無料)~数万円で始められるフランチャイズもあります。

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まとめ

「市場の伸びが期待できる」「利益率が高い」「一人でも始めやすい」、この条件を満たした仕事は儲かる可能性があります。

シニアをターゲットにした仕事や人間の欲求にかかわる仕事、最新技術を使う仕事など、自分が「やってみたい」「興味がある」と思える仕事を探してみましょう。

事業のアイディアが浮かばない場合やとくにやりたいと思えるビジネスがない場合は、商品・サービスから提供方法まで既成のやり方を利用できるフランチャイズもおすすめです。

フランチャイズオーナーとして、大きく儲けられる可能性もあります。

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