未経験・スキルなしからフリーランスになる方法とおすすめの仕事8選

未経験・スキルなしからフリーランスになることは可能か？

未経験・スキルのない人でも、フリーランスになれます。仕事もあります。

実際、クラウドソーシングサービス業界最大手の「クラウドワークス」に掲載されている仕事を、「未経験可」のタグで絞り込むと3,000件以上の案件が表示されました。（2022年11月時点の調査）

データ入力・エクセル業務などの仕事がある

データ入力やカンタンなエクセル業務などの仕事が多めですが、このような案件はプログラミングのように特別なスキルが必要ないので、スキルがなくても始められます。

案件の応募者を見てみると、まだ独立したばかりのフリーランスや、目立つスキルがない主婦の方などさまざまです。

案件によっては、経験がある人よりも相性の良い人を優先して採用される場合があります。たとえば「日中に連絡が取れる」や「レスポンスが早い」などです。

このような要素を重視する依頼者に、うまく自分の強み（日中に連絡が取れるなど）をアピールすれば、未経験・スキルなしのフリーランスでも仕事を獲得できるでしょう。

カンタンな仕事はできるけど生活費を稼ぐのは難しい

先ほど挙げた「データ入力」や「エクセル業務」は、案件の単価が安い傾向にあります。

マニュアルさえあれば誰でもできるため、案件に応募するハードルが低く、安い単価を設定しても引き受けてくれる人がたくさんいるからです。

このような案件は、仕事の内容と進めるスピード次第で、時給換算で100円を切ることもあります。地域別最低賃金の全国加重平均額・961円（2022年11月時点）に比べると、1/9以上の差額があります。

参照：全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました｜厚生労働省

データ入力やエクセル処理などのカンタンな案件だけで、フリーランスとして生きていくのが非常に難しいのがわかるでしょう。仮に安い仕事をたくさん引き受けたとしても、自分の体は1つしかないので稼げる金額には限界があります。

容易にフリーランスを始めてしまうと、「会社員のほうが給はマシだったな」「頑張って働いて1時間に100円しか稼げないならやめたい」と確実に後悔します。

未経験・スキルなしからフリーランスを始めても仕事はありますが、生活費を稼ぐのは非常に難しい点を覚えておきましょう。

クライアントが求めるのは即戦力として活躍できる人材

お小遣い程度の金額をもらえる案件ではなく、生活できるくらいの案件を受注するには、クライアントの募集要件を満たす必要があります。

クライアントが欲しいのは即戦力の人材です。プログラミングであれば実務3年以上で、HTMLやCSSはもちろん、JavaScriptなどのプログラミング言語が実務レベルで問題なく使えるスキルが求められます。

未経験・スキルなしのフリーランスでは、このような要件を満たすことは困難です。魅力的な提案文を作り案件に応募したとしても、書類選考の時点ではじかれてしまうでしょう。

ただし未経験からフリーランスを始めても十分に稼げる可能性はある

しかし、やり方次第では経験やスキルがなくても、フリーランスとして稼げるチャンスはあります。

それはカンタンな仕事を受注してクライアントから評価をもらい、信頼の実績を積み上げていく方法です。この過程でプログラミングやデザイン、ライターに必要なスキルを身につけます。

まずは初級レベルの案件に挑む

最低限のスキルが習得できれば、興味のある案件から初級レベルのものに提案文を送ってみましょう。

＜プログラミングの場合のレベル例＞

• 難しいレベルの案件：要件を定義し、Webサイトを構築からリリースまで
• カンタンなレベルの案件：Webサイトの一部分のソースコードを修正

レベルが低い案件でも書類選考の時点で落とされる可能性は高いのですが、これまで積み上げてきた信頼の実績と、身につけたスキルをうまくアピールできれば、クライアントの興味・関心を惹きつけられる可能性があります。

たとえば習得したHTMLとCSSを使ってカンタンなWebサイトを1人で作った経験が挙げられます。

案件に相当するスキルをもっているけど評価が低く信頼できない人より、スキルはまだ未熟だけど成長する余地があり、責任もって仕事を引き受けてくれるあなたに依頼したいと考えるクライアントがいてもおかしくありません。

段階を踏んでレベルを上げていくと仕事は増える

実際にSNSで情報を調べると、以下のような投稿があります。

未経験でもエンジニア採用したい人の特徴

・人柄が好き
・やる気が人一倍
・自作サービスがある
・論理的、抽象的思考力がある
・自分で勝手に成長していきそう
・なりたい理由に人生のストーリーがある
・プログラミングが好きでいつも勉強してる

やる気、人柄が一番！技術力は二の次！

— 山浦清透 (@kiyotoyamaura) September 18, 2020

未経験でもエンジニアとして採用したい人って

プログラミングが好きそうで

技術に真摯に向き合ってくれそうで

モチベーションが高くて

素直で

コミュニケーションがちゃんと取れて

社風と合ってる

そんな人。
今の技術力が低くたって大丈夫。

— 山浦清透 (@kiyotoyamaura) July 29, 2019

まず最初のツイート。採用したい人は、募集要項に近しいことは大事なのですが、他の人より魅力的だったり、努力していたり、採用した後の活躍や成長が見える事が大事だと思います。僕も就職、転職に関わらず多くの企業を受けましたが落ちたところも多いです。他の人が良かっただけです。#未経験 #転職

— さお😺エンジニア転職支援 (@ensupport555) December 22, 2020

3つ目の投稿はフリーランスに対する内容ではありませんが、傾向は似ているため参考になるはずです。

カンタンなレベルの案件を終えたら、次は「Webサイトの1ページを作る案件」に挑戦するなど、段階を踏んでレベルを上げていけば、雪だるま方式で仕事を獲得できるようになります。

ここまで頑張れるかどうかがフリーランスとして成功できるかの分かれ道になるでしょう。

関連記事：フリーランスになるには？具体的なり方の基礎知識と必要なスキル

未経験・スキルなしでも活躍できるフリーランスの特徴

未経験・スキルなしでも活躍できるフリーランスの特徴をまとめました。

本章で解説する特徴に当てはまらないからといって、フリーランスで活躍できないわけではありません。重要なのは、活躍しているフリーランスの特徴をまねて、自分の活動に取り入れることです。

「だからあの人は成功しているのか」「こんな人がうまくいっているのか」で終わるのではなく、うまくいっている人の特徴を自分ごととして捉えてください。

目標に向かって諦めず努力し続けられる人

目標をもたずしてフリーランスで稼ぐのはカンタンではありません。ゴールがないため、自分が何のためにフリーランスになるかわからず、挫折につながるからです。

具体的な目標を立てる

「なんとなくフリーランスになりたい」という曖昧な目標はおすすめしません。

「3ヶ月後に月収30万円稼ぐ」

「親の介護をするために在宅で稼げるフリーランスになる」

など、具体的な目標を立てましょう。そのような目標に向かって、諦めず努力し続けられる人が、フリーランスで活躍できる人です。

稼げない時期がきたときの処世術

フリーランスになるとまったく稼げない時期もあれば、一時期は稼げてもすぐに安定した収入がなくなる場合もあります。

また仕事でミスをしたら、すべての責任が自分にのしかかり、メンタルが落ち込んでしまうケースも珍しくありません。

そのような辛い出来事があっても、目標を見据えていれば「また頑張ろう」という気持ちになります。諦めたらそこでフリーランスの道は断たれますが、諦めなければ努力が実って案件を任せられる場合もあります。

未経験・スキルなしからフリーランスになるのであれば、具体的な目標をもち人一倍諦めない気持ちをもちましょう。

今の自分に何が足りないか・何が必要なのかを分析できる人

フリーランスとして活躍するうえで、絶対に必要になるのが自分が活動する領域のスキルです。プログラミングであればJavaScriptやPHPなどの言語、WebライターであればSEO対策などです。

しかし活動する領域のスキルだけを身につけただけでは、仕事を獲得できません。フリーランスとして活動するなら、活動領域のスキルだけではなく営業力やコミュニケーション能力が必要になります。

必要なスキルを客観的に分析できる人が、未経験からフリーランスになっても活躍できる人です。案件を獲得するために今の自分には何が足りていないか、また何を身につければ良いのか、分析できるようになりましょう。

どんな仕事に対しても丁寧に対応する人

クライアントの要望に耳を傾けたり、修正点は細かくチェックして即座に改善したりなど、仕事に対して丁寧に対応できる人は、クライアントから重宝されるため活躍できます。

クライアントは、スキルをもっている雑な仕事をする人に頼むよりも、まだ発展途上だけど丁寧な仕事をしてくれる人に仕事を任せたいと考える傾向にあるからです。

クラウドワークスは案件単価は低いですが、実績作りには最適だと思います。未経験も募集している案件がありますし、まずはお金よりも経験のためにやってみるのが良いですね。実績ができたら少しずつ案件レベルを上げましょう。丁寧な仕事をしてれば継続発注にも繋がります。

— りょうすけ@動画編集代行 (@ryosuke0823m) October 9, 2022

私は未経験で開業したので、いただいた実務を丁寧にこなすことに精一杯で、まったく営業活動してません。時間がかかりましたけど、今となっては、丁寧な仕事が一番の営業活動だったと思います。

— 夜なべ_トーシロー_ひとり社会保険労務士事務所 (@hr19903) March 14, 2021

丁寧な対応を続ければ、クライアントも高い評価をつけてくれるだけでなく、お客様を紹介してくれる場合もあります。また下流の仕事だけではなく、上流のポジションを任せてもらえるケースもあり、フリーランスとしての経験値をさらに蓄積できます。

未経験・スキルなしで活躍したいなら、どんな仕事であっても丁寧な対応をしましょう。

関連記事：仕事がないフリーランスに共通する6つの特徴｜案件の依頼が殺到する仕事術

未経験スキルなしの人必見！稼げるフリーランスになれる7つの最強フロー

未経験・スキルなしの人でもフリーランスで成り上がる最強のフローを独立・開業のプロ「DokTech」が紹介します。

成功しているフリーランスの実体験や声をもとに、すぐ実践できる項目を7つにまとめました。これからフリーランスを目指す人は、フローに従ってビジネスを展開していただけます。

どの領域で活動するのか決める

未経験・スキルなしの状態からフリーランスを目指すのであれば、まだどの領域で活動するか決まっていない人もいるでしょう。

フリーランスの仕事には、「動画編集者」や「ライター」、「デザイナー」や「プログラマー」などさまざまな種類があります。自分が興味・関心があるものを素直に選んでみたり、ビジネス系のニュースアプリで今後はやりそうな仕事を予測したりなど、多くの視点から自分が活動する領域の仕事を選びましょう。

たとえば、年々動画コンテンツの市場が拡大しており、動画編集者の需要が増えています。それに伴い動画編集者になる人が増えていますが、美容業界に特化するなどの差別化を図れば、未経験でも活躍できるスキマの市場があるかもしれません。

このように将来的なニーズから逆算して、活動する領域を選ぶ方法もあります。ただし、いまの段階で領域が定まらなくても焦る必要はありません。はやく領域を決めることで効率的に活動できるようになりますが、経験や知識が増えるうちに、領域を絞っていっても大丈夫です。

カンタンな仕事から初めてクライアントから評価をもらう

いきなり未経験・スキルなしの状態から、前述で決めた領域の仕事をするのはカンタンではありません。いくら仕事に対するやる気や責任感をもっているとしても、経験のあるフリーランスには勝てないでしょう。

まずはアンケート回答やデータ入力などカンタンな仕事から始めて、クライアントから高い評価をもらい、「自分は信頼性がある」点をアピールできるところまでレベルアップしましょう。

動画編集やライティングなどの専門的なスキルは身につきませんが、「しっかり仕事に対応する」「納期を守る」などの実績を獲得できます。

その実績は今後の案件獲得に確実に役に立ちます。クライアントは評価0の人よりも、カンタンな仕事の評価でもいいのでしっかり対応してくれるとわかる人を採用したいからです。

未経験・スキルなしがやるべきなのは、信頼性の獲得です。どんな仕事であれ全力で結果を残して、クライアントから評価をもらいましょう。

フリーランスとして活躍しているメンターをつけてサポートしてもらう

データ入力などのカンタンな仕事を10件ほどこなし、クライアントからの評価をもらったら、本章の冒頭で決めた領域の仕事を獲得するための行動を始めます。

まずは現役フリーランスで活躍しているメンターを見つけて、案件獲得のサポートをしてもらうことをおすすめします。

なぜなら、いくらクライアントからたくさんの評価を得たからといって、競争の激しいフリーランスの中で勝ち上がるのはカンタンではないからです。未経験・スキルなしであることに変わりはないので、経験のあるフリーランスに仕事を取られてしまうでしょう。

メンターをつけることで、フリーランスとして仕事を進めるうえでの注意点や、実際の進め方を教えてもらえます。また、初受注の案件で失敗する確率も減らせるでしょう。

フリーランスの活動をサポートしてくれるメンターは、MENTAやストアカなどのスキルシェアプラットフォームなどから探せます。ただしメンターにサポートしてもらうには、月3,000円〜20,000円程度のお金がかかるので、資金に余裕がある範囲で利用すると良いでしょう。

自主制作でポートフォリオを作る

メンターに教わりながら、自主制作でポートフォリオ（作品集）を作りましょう。デザイナーの人であれば、自分がこれまで作ったバナーやロゴなどのデザイン集を作るようなイメージです。

もしメンターにサポートしてもらえない場合は、プロの制作物を参考にしながらポートフォリオを作ってみてください。

＊動画編集の場合

自分を題材にした自己紹介の動画を作ってみるのがおすすめです。

＊プログラマーの場合

カンタンなWebサイトやアプリを作ってみると良いでしょう。

案件を獲得するには、ポートフォリオが欠かせません。ポートフォリオで自分のスキルを可視化することで、採用するか否かの判断をしてもらえるラインに立てるようになるからです。

ポートフォリオがなければ、発注者側の視野に入らないことも珍しくありません。しかしポートフォリオがあれば、少なくとも検討の段階までは進められる可能性が高くなります。

さらに現役で活躍するメンターのサポートを受けてポートフォリオを制作すれば、プロのフリーランスと同程度の立場まで上がれると言っても過言ではないでしょう。

クラウドソーシングを使って決めた領域の仕事を獲得する

ポートフォリオが完成したら、クラウドソーシングを使って決めた領域の仕事を獲得します。

まずは単価が安い仕事でもいいので、とにかく活動する領域の案件の獲得を目指しましょう。無事仕事を納品できれば、未経験から経験者になれます。さらにスキルなしの状態からも脱出できるでしょう。

仕事を選り好みせず、なんでも受け入れる姿勢で案件を受注してみてください。ただしクラウドソーシングの案件の中には、LINEに誘導して自社商品を売りつける詐欺紛いな案件もあるので注意が必要です。

関連記事：クラウドワークスはやめたほうがいい？稼げない9つの理由とトラブルの防ぎ方

SNSを使ってターゲットの認知を獲得して仕事を受注する

クラウドソーシングに慣れてきて、活動領域の案件を10件から20件ほど獲得できるようになったら、SNSを使った活動も本格的に始めてみてください。

昨今は企業の担当者がSNSを使ってフリーランスを探すことも多く、SNS経由から仕事を受注できるケースもあります。企業の担当者が「#動画編集者」というハッシュタグで検索して、自社の商品・サービスに適したフリーランスを見つけるようなイメージです。

SNS経由の案件はクラウドソーシングの手数料がないぶん、単価が高くなる傾向にあるため、1つの案件獲得経路として確保しておきたいところです。継続的な発信をして、自分のターゲット（DtoCやBtoB企業、美容業界の企業など）の認知を獲得しましょう。

関連記事：SNS集客7つのコツと成功事例！口コミを生み出すポイントも解説

企業に直接営業をかける

クラウドソーシングやSNSのやり方よりも少し難易度が高めですが、企業に直接営業をかける方法もあります。

Googleの検索エンジンを使って「ライター 募集」や「動画編集者 業務委託」などのキーワードで検索します。検索結果で「動画編集者を募集してます」というページがあれば、アクセスして企業に問い合わせてみましょう。

まだフリーランスを募集しているようであれば、返信がくるかもしれません。高いスキルを求められますが、企業経由の案件は単価が高く、安定した収入を確保できます。

未経験・スキルなしでもフリーランスとして始めやすい仕事3選

ここまでポートフォリオを作ったり、スキルを身につけたりして案件を獲得するフローを開設しましたが、未経験・スキルなしでもできる仕事はたくさんあります。

たとえばアンケートの回答です。10分ほどのスキマ時間があれば誰でもできます。そのようなカンタンな仕事の中でも、とくにおすすめのものを3つ厳選して解説します。

データ入力

データ入力とは、手書きの資料や音声データをWardやExcelなどのフォーマットに情報を入力する仕事です。情報を入力するだけなので、プログラミング言語のような特別なスキルは必要なく、タイピングができれば誰でも始められます。

報酬の形態は、時給と件数の2つのパターンがあります。たとえば1件20円のデータ入力の案件であれば、100件こなすと2,000円稼げるようなイメージです。

データ入力は未経験でもできる案件が多く、2022年11月時点でクラウドワークスでは約500ほどの仕事が掲載されています。ほとんどの案件にマニュアルが完備されており、未経験・スキルなしで不安のある人でも安心して始められます。

案件の実績を積むなら、カンタンに始められて案件の数が多いデータ入力がおすすめです。

せどり

せどりとは、リサイクルショップなどで仕入れた商品を仕入れ値よりも高い金額で販売し、差額で利益を得る仕事です。フリマアプリやネットショップなどを使って販売します。

大金を稼ぐには商品を見極める技術が必要ですが、最近はせどり用のアプリがあるので、未経験・スキルなしで始めやすい傾向にあります。アプリを活用することで、売れる商品のリストを作れたり、今後売れていく可能性がある商品を見つけたりなど、さまざまなメリットがあります。

せどりで稼げる金額の幅は非常に広く、月10万円程度稼ぐ人もいれば、月30万円以上稼ぐ人もいます。

未経験・スキルなしから始められる仕事としては、非常に夢があります。稼げるフリーランスになりたい人は、せどりから始めてみてもいいかもしれません。

オンライン秘書

オンライン秘書は、その名のとおりオンラインで秘書の業務を行う仕事です。

クライアントの会社の代表のスケジュール調整やアポイントの管理、会食の予約まで、業務内容は多岐に渡ります。正社員よりもコストを抑えて秘書を雇うことができるため、近年スタートアップやベンチャー企業などの界隈で需要が拡大しています。

オンライン秘書の報酬の形態は、時給制と月給制で分けられます。時給は1,000円以上からで、月給制は3万円〜5万円の場合がほとんどです。

秘書は資格やスキルが必要なイメージが強いですが、未経験・スキルなしのフリーランスでも最低限のコミュニケーションスキルとWardやExcelなどのITツールが使えれば、主婦でも始められます。

関連記事：ゼロからお金を生む方法！スキルなしでできることから儲かる手法まで25選

未経験でもスキル次第でフリーランスとして稼げる仕事5選

フリーランスの経験がなくても、もっているスキル次第ではフリーランスとして、多くのお金を稼げる仕事があります。

未経験だけどスキルに自信がある人は、ぜひ本章で紹介する仕事にチャレンジしてみてください。

アフィリエイター

アフィリエイターは、自分のメディアやSNSのコンテンツに企業の広告を掲載して、ユーザーに資料請求や購入などの申し込みをしてもらうことで報酬を得る仕事です。

Googleや各SNSのアルゴリズムを理解したマーケティング戦略やライティングなどのスキルが必要ですが、未経験であっても十分フリーランスとして活動できます。

アフィリエイトをやる過程でSEO対策などのスキルを身につけ、フリーランス未経験でも月15万円程度の収入を実現した人もいます。

「広告代理店に勤めている」「企画職として働いている」などの経歴をもち、集客するスキルがある人は、フリーランス未経験でもアフィリエイトで稼げる可能性があります。仕組みが構築できれば、継続的な報酬が入ります。広告収入を手に入れたい人は始めてみてはいかがでしょうか。

YouTubeシナリオライター

YouTubeのシナリオライターとは、YouTubeにアップロードする動画コンテンツのシナリオの台本を作る仕事です。テレビや映画業界の脚本家をイメージするとわかりやすいでしょう。

YouTubeシナリオライターを始めるには、コンテンツの企画力やライティングスキルなどが必要です。ただし動画コンテンツの需要拡大に対して、対応できる人材の数がまだ少ないため、基礎的なスキルがある状態で未経験からYouTubeシナリオライターに参入しても、まだまだ稼げる可能性はあります。

報酬は文字単価で決められています。1円から1.5円が大体の相場で、3,000文字のシナリオ台本を作れば3,000円から3,500円程度稼げるイメージをもつと良いでしょう。

SNSマーケター

SNSマーケターは、企業や個人事業主のSNSアカウントの運用を行い、自社商品・サービスの認知率や売上、ブランド力を伸ばす仕事です。SNS運用代行のように、アカウントの運用を代行するだけではなく、戦略の構築から目標の細分化まで行います。

SNSマーケターはマーケティングや企画力などのスキルが求められますが、企業の間で需要は年々拡大しており案件数が増えているため、未経験からフリーランスに参入しても仕事を獲得できる余地があります。とくに定量的に実績をプレゼンできれば、クライアントの信用を得やすく、実績が豊富なフリーランスよりも仕事を獲得できる可能性があります。

報酬は月額制で決められている場合がほとんどです。月額5,000円から月額20万円までと、案件の報酬の幅があります。単価の高い案件を獲得するなら、実績ベースでクライアントに提案できるようになりましょう。

Webデザイナー

Webデザイナーは、企業や個人事業主のWebサイトのデザインを作る仕事です。案件の業務範囲によっては、Webサイトのコーディング部分も担当するケースもあります。

デザイン会社で勤めた経験やプロジェクトを進行した実績などがあれば、スキル次第で未経験のフリーランスでも仕事を獲得できます。

基本的にWebデザイナーの報酬は、依頼されるWebサイトのページ数やそのほかの追加依頼の内容によって決まります。トップページ2万円、そのほかのページ5枚×1万円、企業ロゴ3万円で合計10万円になるようなイメージです。

動画ディレクター

動画ディレクターは、YouTubeやTikTok、企業の採用動画など動画コンテンツに関する企画や制作、運用などの制作工程や品質を管理する仕事です。「Webサイトのディレクターの動画版」とイメージすると、わかりやすいのではないでしょうか。

SNSマーケターと同様に企業の間で需要が拡大している仕事であり、案件数も増えてきているので、フリーランス未経験でもスキル次第では案件を獲得できる可能性があります。

報酬のほとんどが月額制です。1つの案件あたりどれくらいの本数の動画コンテンツを制作するかによって単価は異なりますが、優秀な動画ディレクターであれば月収50万円を超える場合もあります。

関連記事：独立開業におすすめの業種16選！必要な資格・資金・成功のコツを紹介

未経験からフリーランスを始めて失敗しない方法

フリーランスに対する意欲が高いとはいえ、やはり失敗するのは怖いものです。「生活できなくなったらどうしよう」「再就職だけはしたくない」など、フリーランスへの恐怖は人それぞれです。

フリーランスを目指すなら、あらかじめ失敗しないように対策しましょう。本章ではその詳細をまとめたのでぜひご覧ください。

会社員時代から副業を始めておく

夢のフリーランスになれても、仕事がなければ収入0円で生活する必要があります。精神的に辛く、フリーランスの活動どころではありません。

そのような金銭的なリスクを回避するために、会社員時代から副業を始めて、月5万円でもいいので副業収入を確保しておきましょう。

会社員からフリーランスになっても収入が0円になるリスクはなく、自分でお金を稼ぐ方法を理解しているので、その後も収入を拡大していける可能性が高いでしょう。

会社員時代からフリーランスでもっとも難しい0→1のフェーズを構築しておくだけで、少なくとも金銭的に失敗する可能性を減らせます。

とはいえ「副業なんてやっている時間ないし、自分には特別なスキルもないから何もできない」などの不安を抱えている人もいるでしょう。スキルがない会社員でもできる副業はたくさんあります。

詳しくは以下の記事でサラリーマンが副業するメリットやおすすめの副業を解説しているので、ぜひご覧ください。

【関連記事】

• サラリーマンにおすすめの副業7選｜メリット・デメリットや節税対策も解説
• おすすめの副業29選｜初心者でも在宅やスマホ・PCで稼ぐ方法と注意点

フリーランスになる前に1年間生活できる貯金を作る

フリーランスになって失敗を防ぐために欠かせない要素が「貯金」です。

貯金がなければ生活するためにアルバイトを始める必要がありますが、それではフリーランスの活動に専念できません。

フリーランスの活動に注力するためにも、貯金はたくさんもっておいたほうが賢明です。具体的には、生活費1年間分くらいの金額が目安です。

フリーランスは長期的な視点をもっていなければ失敗します。半年から2年以上かけて成功を掴み取りに行く場合がほとんどで、その過程にはお金がかかります。

少しでも失敗したくない気持ちがあるなら、貯金を作るようにしましょう。たとえば毎月かかっている飲み会の5,000円を貯金に回すなどです。

1年継続すれば60,000円貯金できるので、フリーランスの活動のためのパソコンを買えるようになります。このようにコツコツ貯金して、フリーランスになるため、そして活動するための軍資金にしましょう。

関連記事：脱サラ起業で失敗する8つの理由｜厳しい現実と成功をつかむヒント

時間に囚われず働きたい・稼ぎたいならフランチャイズの道もある

会社員をやめて独立を考えているなら、フリーランス以外の選択肢をもつことが大事です。

自由な働き方や自分で人生を決める仕事の形は、フリーランスではなく「フランチャイズ」でも実現できるからです。

特別な理由がない限り、フリーランスにこだわりをもつ必要はありません。

むしろ人によってはフリーランスではなく、フランチャイズのほうが向いている場合もあります。たとえばフランチャイズのオーナーには、お客様に対して丁寧な接客を心がけたり、従業員の勤怠管理や人材育成をできる人に適性があります。

また、フリーランスにはITリテラシーなどの高度なスキルが求められます。こういった分野が苦手な人は、フランチャイズのほうが夢を実現できる可能性があるでしょう。

人によってはフランチャイズに対して、「独立とは名ばかりの雇われでしょ」「長時間労働って聞いた」などのネガティブな印象をもっているかもしれません。確かにそのような印象もありますが、噂はほんの一部分にしかすぎないのが事実です。

それ以上にフランチャイズにはたくさんの魅力があります。

フリーランスになって後悔したくないなら、フランチャイズの概要や魅力を理解するところから始めても遅くないのではないでしょうか。

関連記事：フランチャイズビジネスとは？ビジネスモデルやメリット・デメリットを解説

まとめ

本記事では、未経験・スキルなしからフリーランスとして稼ぐフローやスキルがなくてもできる仕事を解説しました。

フリーランスで稼ぐのは想像以上に大変です。もともとスキルをもっている人でも、フリーランスでうまく稼げず、会社員に戻る人もいます。

だからこそ未経験・スキルなしからフリーランスになるのであれば、人並み以上の努力をしましょう。本記事で解説した最強フローを参考に、稼げるフリーランスになるための行動を始めてください。

フリーランスとして独立・開業のことをもっと学びたい人は、こちらの記事もおすすめです。 脱サラ後は何する？成功しやすい職種6選・成功例から稼ぐコツを先人に学ぶ 低資金で開業できる仕事13選｜自己資金0円～300万円以下のコスト別で紹介

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