50代女性が起業して成功するには?アラフィフから好きな仕事に挑戦する方法

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50代女性が起業して成功するには?アラフィフから好きな仕事に挑戦する方法

更新日更新日:2023.10.6

公開日投稿日:2023.6.5

50代女性が起業して成功するには?アラフィフから好きな仕事に挑戦する方法

子育てが落ち着き、自分に時間をさけるようになる50代は、女性にとって新たなチャレンジに最適な年齢です。料理や手芸、デザインなど好きなことで「起業」したいと考えている女性もいるでしょう。

起業というと難しい印象を持つ人もいるかもしれません。しかし今、老後を見据え50代から起業に動き出す人が増えています。とくに一人で起業する「フリーランス」が人気です。

女性フリーランス起業家の4人に1人は50歳以上です。起業の動機は「自分の裁量で自由に仕事をすること」が最多で、好きな仕事を自由に行うために、起業する実態がわかります。(参照:中小企業白書 2020年版 | 中小企業庁)

やり方によっては、おうちで起業したり、1日のスキマ時間で仕事をしたり、無理なく始めることが可能です。女性の成功者も多く、過去の仕事や生活で得たスキルを活かし、楽しみながら仕事を進めています。

今回は50代で起業に成功した女性経営者の例を挙げながら

・起業の成功に必要なポイントは?
・女性ならではの強みの活かし方は?
・起業の失敗を避ける方法ある?

など、起業の1歩を踏み出すために知っておきたい内容を紹介します。アラフィフから起業する魅力ややり方を理解することで、女性として輝くひとつの手段として、起業を積極的に考えられるようになるでしょう。

目次

50代で起業し成功した女性経営者

50代で起業し成功した女性経営者

50代で起業した女性経営者の事例を取り上げます。

今回ご紹介するのは、公益財団法人東京都中小企業振興公社が主催する「東京シニアグランプリ」のファイナリストで、現在成功を収めている女性経営者です。

このコンテストは55歳以上の起業希望者からビジネスプランを集め、優秀なプランに賞金や起業支援金を提供しています。

(参照:東京シニアグランプリ | 公益財団法人東京都中小企業振興公社

シニアだからこそ提案できるプランが多く、テーマの見つけ方や事業の進め方の参考になります。年齢や性別が、起業の壁にならないことを実感していただけます。

関連記事:起業したい女性におすすめの6職種を厳選!女性起業のやり方・準備方法も紹介

美容に気を遣う女性だからこそ感じるニーズを起業で解決

ヘアカラーとスキャルプ(頭皮)ケアの専門店「染髪美屋(そめかみのうつくしや)」を経営する吉川小百合さんは、自身が白髪染めでつらい経験をしたことをきっかけに起業を決意しました。

吉川さんは白髪染めを使用するようになってから、長年毛髪の劣化に悩まされていたそうです。ようやくケミカルが原因だと突き止めたものの、納得できる染め方には出会えませんでした。

同じ悩みを抱える人も多く、「誰かの役にたちたい」という強い想いから、専門店を立ち上げることを決意したのです。

美容業界の経験はゼロだったものの、居抜き物件を利用した店舗を研究し、勉強しました。「既存のお客様をいかに大切にするか」を最重要課題にかかげたことで、お客さまと強い信頼関係を構築しています。

吉川さんのビジネスは、美容に気を遣う女性だからこそ感じる困難を解決しています。未経験でも、ビジネスに確かな目的があり、強い情熱を傾ければ成功できるのです。

(参照:安心&安全のまったく新しいヘアカラー事業を展開|公益財団法人東京都中小企業振興公社

50代の女性が起業で成功する4つのステップ

50代の女性が起業で成功する4つのステップ

50代の女性が起業で成功するための4ステップをお伝えします

  1. 起業のゴールを具体的に設定する
  2. ロールモデルとなる50代の先輩女性起業家を見つける
  3. これまでの仕事や家庭生活、趣味で得たことを書き出す
  4. 事業のプランをつくり儲けを出せるか確認する

50歳を過ぎてからの起業というと、遅すぎるイメージを持つ人もいます。実際は60代の女性起業家も増えており、遅すぎることはありません。

「中小企業白書 2012年版」によると、女性起業家うち60歳以上が占める割合は、2012年時点で30%を超えています。

ただし、年齢を重ねれば失敗でのリカバリーがしにくくなります。安全に起業できて、着実に成功できるよう、対策しなければなりません。具体的なやり方を4つのステップで紹介します。

(参照:中小企業白書 2012年版 | 中小企業庁

ステップ①起業のゴールを具体的に設定する

起業するからには、事業内容を決めなければなりません。漠然と「輝ける場をつくりたい」「自分らしいことをしたい」では、起業できません。

事業内容を決めるには、ゴールから考えると良いでしょう。

(1)起業で自分はどうなりたいか

(2)どのように社会の役に立ちたいか

これらを明確にします。

たとえばあなたが自宅で英会話スクールを開くと仮定します。

その場合

(1)起業で自分はどうなりたいか

→老後も英語教育ができる場を設け、健康が続く限り働きたい

(2)どのように社会の役に立ちたいか

→これまでの英語教育の実績をもとに、社会人から高校生まで多くの人に英語の魅力を伝えたい

といったゴールを導き出せるでしょう。

目的と社会的意義があることで、実現に向けたプランをつくれるようになります。

とくに②は重要です。人の役に立つことは、お客様のニーズがあることを意味します。

ニーズがない仕事は、いくら力を入れても成功しません。①だけしか満たさないと、自己満足で終わる可能性があります。

ステップ②ロールモデルとなる50代の先輩女性起業家を見つける

ゴールを設定したら、あなたのロールモデルになる50代の先輩女性起業家を探しましょう。

ロールモデルは、起業の考え方や行動の手本にしたい人のことです。「将来こうなりたい」と思える憧れの人、目指したい人とも言い換えられます。

はじめての起業では、右も左もわからない状態です。

年齢や業種が近く、成功している先輩を見つけられれば、起業に対する姿勢や、心の持ち方を学べます。同じ業種であれば、起業の具体的ノウハウも吸収できるかもしれません。

2-2-1.ロールモデルの探し方

今の時代はSNSでさまざまな情報にふれられます。検索をすれば成功体験談を容易に集められるでしょう。

たとえばあなたがヨガ教室を開きたいなら「50代 女性 ヨガ教室 起業 個人」といったキーワードで、自分に近い立場の起業家を探します。

数が乏しく参考にならないなら、「50代 女性 教室 起業 個人」に切り替えると良いでしょう。ほかにも、女性起業家の書籍を読んだり、セミナーに参加したりするのも1つです。

関連記事:専業・子育て中の主婦も起業できる!9人の成功例・自分らしく生きるヒント

2-2-2.先輩起業家のロールモデルが成功体験の少なさを埋める役割を果たす

ロールモデルを探すことで、社会での成功体験の少なさを補えます。

大企業でいくつものプロジェクトを手掛け、成功体験を積み重ねてきた人は、自信を持って起業できます。しかし、そういった機会が少ない人にとって、自分ひとりで起業するのは難しいでしょう。不安や悩みごとも多くなるものです。

助けが必要なとき、なによりも役立つのは自分と同じ道を歩んだ先輩です。

成功も失敗も、自分になぞらえ学べます。

  • どういった想いやきっかけで起業したのか
  • 家事や家庭、プライベートとの両立のやり方
  • 仕事の問題はいかに向き合っているのか
  • 毎日のライフスタイルの送り方

などヒントを与えてもらえるでしょう。

とくに女性の場合、結婚や出産を機に退社する人や専業主婦、パートで家庭を支える人など、生き方はさまざまです。

事業での成功体験が少なくなりがちな女性にとって、先輩起業家は、さまざまなことを学べる教科書がわりになるでしょう。

ロールモデルは1人である必要はありません。複数の50代の女性起業家をお手本に、あなたオリジナルの起業家プランを考えてみてはいかがでしょうか。

関連記事:女性起業の成功例|13人の女性起業家から学ぶ成功のポイント

ステップ③これまでの仕事や家庭生活、趣味で得たことを書き出す

ステップ③これまでの仕事や家庭生活、趣味で得たことを書き出す

お手本とする起業家が定まっても、それをそのまま実行するだけでは不十分です。

50代の起業は、豊富な経験や実績が若手起業家にはない強みになります。あなたの人生を振り返り、ビジネスに反映できる要素を見つけ出しましょう。

それにはこれまでの人生を振り返り、

(1)獲得したスキル・知識

(2)自分だけの強み

(3)自信を持ったこと

(4)成功や失敗から学んだこと

(5)感動したこと

(6)価値観が変わったこと

などを紙に書き出してみると良いでしょう。

書き方の例を参考にしてみてください。


(1)獲得したスキル・知識
   → 例:月1万円の食費で節約しながらおいしい食事をつくれるスキル
(2)自分だけの強み
   → 例:腸活に詳しく、健康・美容を意識した料理作り)
(3)自信を持ったこと
   → 例:健康に配慮した味付けでも、おいしいと言われる旨味を出せる
(4)成功や失敗から学んだこと
   → 例:こだわりは効率の敵。しかし料理も人生も、こだわりを失うと味気なくなる
(5)感動したこと
   → 例:不器用な子どもが、誕生日にケーキをつくってくれたこと
(6)価値観が変わったこと
   → 例:成功より幸福を意識することで、自分も周りもハッピーになると知ったこと

ここでの経験は仕事だけではなく、学生時代や主婦業、趣味やサークル活動なども広く含めるようにします。

(1)~(3)はあなた独自の強みをつくり、ライバルの起業家と差別化するさいに役立ちます。

(4)は50年以上の歳月を生きてわかった、あなたの財産です。ビジネスを進めるさいにも、強く意識しましょう。

(5)(6)は、顧客へのサービスを意識するときに重要です。顧客に感動や驚きを与えられる商品(サービス)を提供するには、自分にその経験がなければできません。

このように経験を一つひとつ振り返ることで、徐々に「あなただけのビジネス」ができ上がります。

関連記事:女性起業のアイデアの見つけ方|日常をヒントに発想が生まれた事例も紹介

ステップ④事業のプランをつくり儲けを出せるか確認する

最後はビジネスできっちり儲けが出るか確認しましょう。やりがいや社会性は必要ですが、それだけではビジネスを続けられません。利益を出すことも重視しましょう。

たとえばあなたが弁当店を経営する場合、材料費がかかりすぎて赤字になるようではビジネスとして成立しません。料理に時間をかけすぎてもダメでしょう。

おいしさを維持しながら、できる限り「安く手早く」を徹底しなければなりません。どんなにおいしくても、高級食材を使ったこだわりの弁当ばかりをつくるわけにはいかないのです。

事業をプランニングするときは、必ず利益が上がることを確認します。安定した利益を出せない状態では、事業をスタートしても成功しません。安定した収入を得るのも難しいでしょう。

50代の起業│女性の強みを活かしたビジネスのつくり方

50代の起業│女性の強みを活かしたビジネスのつくり方

50代の起業で、女性の強みを活かしたビジネスのつくり方を紹介します。

起業後は多くの競合相手と勝負しなければなりません。内閣府男女共同参画局によれば、起業家に占める女性の割合は2017年時点で34.2%です。

(参照:起業家に占める女性の割合の推移 | 内閣府男女共同参画局

比率が小さいぶん、女性起業家ならではの特長を活かせれば、差別化を図りやすくなります。

女性の視点・感性で商品・サービスのアイデアを出す

さまざまな業界で、女性の視点や感性を活かした商品やサービスが人気です。

日本の家庭は購買決定権を女性が握っていることが多く、女性の心に響く商品やサービスが、ヒットに繋がるからです。

たとえばコンビニ大手のローソンでは、ママさん担当者が開発した「グリーンスムージー」がヒットしています。

開発担当者は、出産を経験し「もっと野菜を手軽に摂りたい」と思うようになったそうです。野菜が苦手でも毎日飲めるよう、「飲みやすさ」や「スッキリ感」にこだわったことが、ヒットに繋がりました。

このような想いは、出産を経験した女性にしかわかりません。想いを商品やサービスに結び付けられれば、同じ立場にいる女性の共感を生みます。女性の心に響き、売れる商品になるのです。

(参照:女性の活躍推進による成果・ビジネスインパクトの先進事例集 | 経団連

母親、妻、主婦・・・女性にしかない経験を活かす

母親、妻、主婦・・・女性にしかない経験を活かす

女性にはさまざまな役割があります。

あるときは子どもの母親になり、あるときは家事をこなす主婦になります。仕事をしていれば、女性社員やパート従業員としての役割も果たさなければなりません。

こういった役割があるからこそ、女性にしかわからない困難にぶつかることがあります。

たとえば仕事と家庭を両立しようとすれば、家事で困難を感じることが多くなります。

出勤前の洗濯も、帰宅後の料理も、たまりがちな掃除も、すべてが苦労の種です。

「日々の生活で感じる困難を解決したい」「家庭環境をより良くしたい」と思うことが、起業する理由になり、ビジネスの考案に繋がります。

家事の苦労を減らすには、

  • 洗濯物を干す手間を削減する、狭い場所でも自由に動かせる室内用物干し
  • 毎日おいしくて栄養がある時短レシピが届く、クッキングサイト
  • どこにいてもインターネット経由で自宅の掃除機を動かせるシステム

などが思いつきます。

これらの「あったらいいな」をビジネスにすることで、同じ苦労に直面する消費者の心をつかめるのです。

当事者目線に立てる女性だからこそ、かゆいところに手が届くビジネスを展開できます。

関連記事:普通の主婦から憧れの起業を実現する方法|成功したいを叶える6つの手順

ママ友、SNS・・・共感が生まれるコミュニティで顧客を獲得する

女性は共感性が高いと言われます。

同じ視点を共有することで好感が生まれ、それが進めば行動にも影響が出ることが、早稲田大学・名古屋学芸大学の共著論文でも示されています。(※注2)

つまりポジティブな気持ちを共有することが、販売や集客に繋がるのです。

女性は日々の生活で、さまざまなコミュニティをつくり気持ちを共有しています。ママ友や婦人サークルをはじめ、SNSやオンライン上での繋がりもコミュニティの一つです。

それらの経験をもとに、ビジネスでの繋がりもつくり出しましょう。事業をアピールするInstagramやFacebook、X(旧Twitter)が最も身近な手段でしょう。

ポイントは「共感を生むこと」です。単にビジネスの内容をアピールするだけでなく、あなた個人を積極的に押し出すことで、ファンを獲得します。

たとえば飲食店をアピールするなら、商品写真を載せるだけでは不十分です。

食にまつわる思い出や、食材へのこだわり、日々の食生活などを公開することで、あなたの「人となり」まで伝わります。

詳しいSNSの運用方法は「SNS集客7つのコツと成功事例!口コミを生み出すポイントも解説」をご覧ください。人間性が垣間見えることで、同世代や似た立場・境遇にいるフォロワーの共感を呼びやすくなるのです。

あなたへの興味は店への興味にも繋がるため、顧客獲得の大きな力になります。

※注2(参照:共感性と社会的行動の関連における性差 | 早稲田大学大学院人間科学研究科・名古屋学芸大学ヒューマンケア学部・早稲田大学人間科学学術院

50代の女性起業で失敗を防ぐ3つのポイント

50代の女性起業で失敗を避けるには

成功の鍵がわかったら、失敗を防ぐ手立ても考えます。50代の女性が気を付けつけたいのは、はじめての起業で無理をしすぎることです。

  1. 体力を使う仕事は避ける
  2. 好きでないことを仕事にしない
  3. 初期投資の少ないスモールビジネスを選ぶ

結果を出そうと焦らずに、自分ができる範囲で進めることをおすすめします。具体的な注意点と、今からしておきたい対策を紹介します。

体力を使う仕事は避ける

50代での起業に、体力を使う仕事は避けたほうが良いでしょう。いま元気でも、病気や怪我の確率は年を追うごとに高まります。

さらに女性には更年期障害になる可能性もあります。慢性的なだるさに悩まされる人も少なくありません。

体力を使う仕事が避けられない場合の対策

どうしても体力を使う仕事をする場合は、以下の3点を心がけてください。

  • 自身の健康状態を常に気にかけること
  • 健康診断を定期的に受けること
  • 若手の職員を育て、代われる体制をつくること

健康に気を配りつつ、万一の場合は若手の職員に事業を預けることも考えましょう。

ただし「自分自身の安定した老後をつくる」目的がある場合は、その目的を果たすことが難しくなります。

好きでないことを仕事にしない

第2章で説明したとおり、女性の起業は「モデルになる先輩」を見つけると進めやすくなります。

しかしいくら先輩起業家が成功しているとは言え、事業内容まで真似る必要はありません。事業内容は、あなたの好きなこと、実現したい夢を選びましょう。

50代で始める仕事は、一生続ける仕事になります。好きではない仕事は長く続けられないため、一生の仕事にできないのです。

好きを見つけるために自分の棚卸しを行う

自分の過去をしっかりと見つめ、やりたいこと、成し遂げたいことを紙に書き出しましょう。第2章の流れを参考に過去を振り返ることで、あなたがやるべきことが見つかります。

初期投資の少ないスモールビジネスを選ぶ

中小企業庁が公表する「中小企業白書2012年版」によると、女性起業家の個人所得は、およそ7割が100万円未満です。また9割近くが従業者数一人の「ひとり会社」です。

これらのことから、女性起業家のビジネスモデルの典型は、スモールビジネスであることがわかります。成功者の多くも、スモールビジネスで成功しているのです。

スモールビジネスの良さは、初期投資が少なくて済むことです。

自己資金だけで開業すれば、毎月の返済に悩むこともありません。売上が安定し、仕事が軌道に乗るまでの運転資金にお金を回すことができ、低いリスクで無理のない経営ができます。

(参照:中小企業白書2012年版 | 中小企業庁

スモールビジネスはプチ起業やひとり起業と呼ばれることもあります。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

*プチ起業の関連記事
女性におすすめのプチ起業とは?いま注目の仕事を紹介!体験談&適性診断付き
*ひとり起業の関連記事
【女性のひとり起業】一人で開業できる仕事5選と成功のポイント

まずは副業からスタートして起業を目指す

スモールスタートできるか不安な人は、まず副業として仕事を始めてみるのも良いでしょう。ある程度、副業で稼げるようなってから起業しても遅くありません。

詳しくは「副業から起業を目指すメリット3選!未経験者の起業アイディアの見つけ方」をご覧ください。

初期投資が大きい場合は無担保・無保証人の融資を利用する

事業によっては大きな初期投資が避けられないこともあります。たとえば飲食店の開業には、1,000万円以上のお金がかかることもめずらしくありません。

その場合は無担保・無保証人の融資を選ぶようにしましょう。

おすすめは日本政策金融公庫の「新創業融資制度」です。新規開業者と、開業から2年以内の人が対象です。融資限度額は3,000万円なので、起業の大きな力になりそうです。

(参照:新創業融資制度 | 日本政策金融公庫

ほかの融資制度が気になる方は「女性の起業で受けられる融資制度6つ│自己資金なしで開業するには」をご覧ください。

さいごに

さいごに

50代女性起業家が成功を収めるには、次の4ステップで事業内容を固めると良いでしょう。

  1. 起業のゴールを具体的に設定する
  2. 起業で成功した50代先輩女性起業家を見つける
  3. これまでの仕事や家庭生活、趣味で得たことを書き出す
  4. 事業のプランをつくり儲けを出せるか確認する

このステップを順に踏むことで、50代という年齢と、女性ならではの経験を活かした事業を構築できます。女性の視点や感性を取り入れることで、同じ立場の人の心をつかめるでしょう。

また、起業のさいには以下の点に注意が必要です。

  • 体力を使う仕事は避ける
  • 好きでないことを仕事にしない
  • 初期投資の少ないビジネスモデルを選ぶ

一つひとつに留意しながら、長く続けられる事業をつくり上げましょう。

なお、起業のより具体的なやり方は『50代の起業は遅くない!起業しやすい職種と成功ポイント、注意点』で説明しています。実際に行動に移る前にお読みください。

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