初心者でも始めやすいフランチャイズが知りたい!厳選15業種を一挙解説
更新日:2023.10.2
投稿日:2023.2.13
「誰もが知る有名な看板を掲げ開業できる」「確立された成功ノウハウを利用できる」などの利点があるフランチャイズビジネスは、初めて独立する人にとって心強い味方です。
ビジネスモデルも完成されているため、自分で「誰に・何を・どのように売ればよいか」と悩む必要もありません。
ただ「フランチャイズを探し始めたけれど、あまりに多くてどれを選べばよいか分からない」状態になり途方に暮れてはいませんか。
この記事ではこれからフランチャイズを始めようかと考える人に向けて、フランチャイズのプロであるDokTech編集部が、初心者でも始めやすいフランチャイズを4つの観点から紹介します。業種ごとの特徴や必要な初期費用、向いているタイプも網羅しました。
最後にフランチャイズ選びのコツもまとめています。
自分に合っている、さらに「やってみたい!」と思えるフランチャイズを見つけるヒントとして、最後までご覧ください。
関連記事:初心者でもわかる「フランチャイズビジネスの基本」特徴・開業フローの紹介
目次
初期費用を抑えて始めたい人におすすめのフランチャイズ4選
あるアンケートでは「独立・開業したい人の一番の懸念は資金面」との結果が出ています。「独立に必要な資金の目安がわからない」「資金がなく起業できない」との悩みを持つ人が多かったそうです。
その点、フランチャイズはどの本部も開業に必要な資金額を公開していることが安心材料となります。
とはいえ、開業に必要な資金は業種によって異なります。
はじめに「初期費用をできるだけ抑えたい」人に向けて、少額資金で始めやすいフランチャイズを4つ、紹介します。
コンビニエンスストア業
私たちの生活に欠かせないコンビニエンスストアは、大半の店舗がフランチャイズで運営されています。
コンビニエンスストアはフランチャイズの中でも比較的初期費用が抑えられ、はじめての開業でも始めやすい業種です。
大手3社の店舗開業に必要な初期費用を、下にまとめました。
- セブン-イレブン
- Cタイプ(土地・建物を本部が用意) 260万円
- Aタイプ(土地・建物を契約者が用意) 315万円
- ローソン 310万円
- ファミリーマート 150万円
セブン-イレブンとローソンの初期費用には「フランチャイズへの加盟金」「出資金」「開業準備にかかる費用」などが含まれます。
一方、ファミリーマートは新規加盟者から、それまで徴収していた「加盟金50万円」「開店準備手数料100万円」を廃止しました(2020年2月以降新規加盟店が対象)。
セブン-イレブンおよびローソンとファミリーマートの初期費用に差があるのは、この150万円が要因です。
参照:よくあるご質問|セブン-イレブン・ジャパン
フランチャイズ契約|ローソン
Q&A フランチャイズ加盟店募集|ファミリーマート
どのコンビニエンスストア本部も加盟条件として「店舗専従者2名(三親等以内)」の確保を挙げています。一人では契約できない点に注意が必要です。
また「いかに人が集まりやすい場所に出店できるか」が店の売上に影響します。少しでも有利な立地探しをサポートしてくれる本部を選びましょう。
ハウスクリーニング業
ハウスクリーニングは、プロの掃除屋です。専用の洗剤・道具を使い、一般の人では掃除しにくい水まわりや換気扇、エアコンなどをキレイにします。
賃貸物件の退去後清掃、消毒をともなう清掃、また企業や工場、施設などの大規模な清掃を手がける会社もあります。
◎ハウスクリーニング業の初期費用目安
- 50万~380万円ほど(加盟金、研修費、用具代など)
移動用の車両があれば店舗を用意せずとも始められるため、初期費用を抑えやすい仕事です。
清掃の基本的なノウハウは研修を通じて本部から指導を受け、身につけます。
「清掃で使う薬剤・道具の専門知識を身につける」「家電や住宅構造に関する知識を身につける」など、独自性を打ち出せるとライバルと差別化でき稼ぎやすくなります。
コンサルタント業
売上低迷に悩む中小企業や商店街、個人店などを対象に、経営改善・業績向上支援を行うコンサルタント業も、フランチャイズで開業できます。
◎フランチャイズコンサルタント業の初期費用目安
- 100万円程度(加盟金、研修費など)
コンサルタントは商品在庫を抱える必要がなく、自分の身体ひとつで仕事ができるため利益率の高い仕事です。
ただし、サービスを軌道に乗せるまでには集客の壁が立ちはだかります。そこでメリットを発揮するのが、フランチャイズです。
本部が抱えるクライアントを加盟店に紹介する体制をとっているところもあり、はじめからお客様がいる状態で開業できる点は安心材料となるでしょう。
出張洗車ビジネス業
初期費用をもっと抑えたい人には、出張洗車のフランチャイズをおすすめします。
◎出張洗車ビジネス業の初期費用目安
- 50万円程度(加盟金、研修費など)
出張洗車とは少量の水と専用洗剤を使い、駐車中の車をキレイにする仕事です。仕事中はもちろん、買い物やゴルフの練習中など短い時間でも洗車が完了する仕組みで「手軽に車がキレイになる」と注目を集めています。
車の周りを人が移動できるだけのスペースさえあれば作業ができるため、駐車場が手狭な都市部でも開業可能です。車が欠かせない地方都市なら、潜在的な顧客はかなりの数にのぼるでしょう。
得意・特技を活かして始めたい人におすすめのフランチャイズ4選
フランチャイズ開業に必要な技術やスキルは、開業前に本部で行われる研修指導で身につけられます。
しかし特技を活かして開業できれば高い技術をもつ新店としてスタートでき、既存の競合店ともはじめから互角に勝負していける可能性が高まります。
「DIYや細かい作業が得意」「掃除が趣味」など、技術を持っていると有利に開業できるフランチャイズを4つ紹介します。
リペア業
リペア業は車や住宅、家具、衣類、携帯などさまざまなものを修理する仕事で、リサイクル・リユース意識の高まりから注目を集めています。
◎リペア業がおすすめの人
- 手先が器用で、家にある大概のものは自分で直す人
- DIYや修理が趣味の人 など
リペア業の開業に必要な資金は450万~550万円です。「依頼主の家に出張する」「サービスカーを用意する」など無店舗型開業のほうが資金を抑えやすくなります。店舗を構えると、物件取得がかかるため費用がかさみます。
また「何をリペアするか」によって必要な機材が変わる影響で、開業にかかる費用のうち、機材導入費用が変動します。
家事代行業
家事代行とは文字通り、依頼者に代わって家事を請け負う仕事です。依頼内容は多岐にわたり、料理の作り置きから掃除、洗濯、子どもの世話、外出同行、買い物代行などがあります。
◎家事代行業がおすすめの人
- 掃除や洗濯、料理をはじめとする家事全般が得意な人
- 他人のお世話やサポートが得意な人
共働き家庭や高齢者家庭、単身家庭など家事に手が回らない家庭を中心にニーズがあり、今後さらに認知・浸透が進む予想を示すアンケート結果もあります。
家事代行業をフランチャイズで開業するための初期費用は、150万~250万円です。店舗を構えずサービスカーで依頼者宅をまわるスタイルが一般的で、物件取得費を抑えられるのが特徴です。
便利屋業
便利屋ビジネスは、家や暮らしの困りごとを解決する仕事です。家事代行と似ていますが、より広いジャンルに対応する点が異なります。
◎便利屋ビジネス業がおすすめの人
- 手先が器用な人
- 面倒見が良い性格の人
便利屋ビジネスは家事代行の仕事にくわえ、以下のサービスも手掛けます。
- 引っ越しの手伝い
- 庭木の剪定、手入れ
- 草取り
- 網戸の張り替え
- 電気器具・照明の交換
- エアコン掃除
- 簡単な家電修理
- 不用品処分
- 家具の移動、組み立て
- 害虫駆除 など
便利屋ビジネスをフランチャイズで始めるための初期費用は240万円ほどです。
関連記事:便利屋を開業するには|必要な資格や資金・失敗しないノウハウの紹介
幼児教育業
知育を目指す教室や運動を教える教室などさまざまなジャンルでフランチャイズが展開されており、自分の得意を活かした開業が可能です。
◎幼児教育業がおすすめの人
- 子どもが好きな人や子育て経験を活かした仕事をしたい人
- 幼稚園教諭資格・保育士資格などを持つ人
実は現代の日本では、少子化にともない子どもひとりにかける教育費が上がり続けています。
参照:子どもの減少と相反する一人あたり教育費の増加|経済のプリズムコラム・参議院
中学受験が人気を集める背景もあり、幼児教室は教育意識の高い親から人気を集めています。
幼児教育業をフランチャイズで開業するための初期費用は、開業スタイルによって600万~1,400万円と幅があります。自宅を改装しての開業は費用が抑えられますが、専用の物件を取得すると費用がかさみます。
大きく儲けたい人におすすめのフランチャイズ3選
「独立するからには、やっぱり稼ぎたい!」「自分の力でどこまで儲けられるかチャレンジしたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
フランチャイズビジネスは本部へのロイヤリティ支払いが必要なため、大きく稼ぐには「利益率が高い仕事やニーズが高い仕事を選ぶことが肝心です。
大きく儲けたい人におすすめのフランチャイズを3つ紹介します。
関連記事:フランチャイズは儲かる?儲かる業種・仕組み、成功のヒントが満載!
不動産・リノベーション業
不動産業は取り扱う金額が大きいため、1回の取引成立で手にできる収益も大きい仕事です。
近年は中古住宅を仕入れ、リノベーション(大規模改修)を施し付加価値をつけて高く売るリノベーション不動産業も注目されています。既存の物件をそのまま取引するより売上が上がる点、また工事の仲介手数料も収入となる点で稼ぎやすいといわれます。
不動産業をフランチャイズで開業する初期費用は、開業資金200万円と店舗となる物件の取得費が目安です。
不動産業の開業には「宅地建物取引士」の設置が義務付けられているため、自身が資格を持っていない場合は資格を持つ人を雇用する必要があります。
◎不動産・リノベーションが稼ぎやすい理由
- 取扱額が大きいため、比例して収益が上がりやすい
- リノベーション業なら工事の仲介手数料も収益とできる
買取ビジネス業
買取ビジネスはブランド品や貴金属、金券、家電などを消費者から購入し、購入価格より高い価格で販売し差額を利益とするビジネスです。
小規模な店舗でも開業できるため初期費用を抑えやすく、リユース意識や断捨離人気が後押しとなり成長しています。
フランチャイズの買取ビジネスは、店舗が買い取った商品を本部・専用の流通ルートに売却できるモデルを確立しています。店舗では在庫を抱える心配も万引き被害の懸念もなく、安定した収益を確保できます。
買取ビジネスのフランチャイズ開業に必要な初期費用は、500万~1,000万円です。商品の査定に必要な知識や眼力は、本部の研修で身につけられます。
本部がリモートで商品の査定を行うケースもあり、すべての商品を正しく査定できなくても開業できます。
◎買取ビジネス業が稼ぎやすい理由
- 買い取った商品を販売できる流通ルートが確立している
- 在庫を抱える必要がなく、買取即現金化できる
パーソナルジム・フィットネス
パーソナルジムやフィットネスは、健康志向の高まりや元気な高齢者の増加を背景に市場が拡大しています。
「姿勢改善」「体幹を鍛える」など子ども向けサービスの拡大も期待されており、将来性が望める業種です。
パーソナルジムやフィットネスクラブは月会費制により定期的な収入が見込めます。在庫を抱える必要がない点でも、収益を安定させやすいです。
パーソナルジム・フィットネスをフランチャイズで開業する際は、200万~300万円程度の初期費用にくわえてマシーン代が必要になる点を押さえておきましょう。
大規模なジムなら相応の数のマシーンが必要となり、必然的に費用もかさみます。開業するジムの規模は、資金や市場と照らし合わせ十分に検討しましょう。
本部からマシーンをリースできる場合もあります。
◎パーソナルジム・フィットネスが稼ぎやすい理由
- 月会費制のため定期的な安定収入が得られる
- 商品在庫がなく、利益率が高い
関連記事:ストレッチ専門店・開業の流れ|集客方法や市場の魅力・将来性も紹介
将来性が期待できるおすすめフランチャイズ4選
これから開業するなら、市場の拡大や将来性が期待できるジャンルを選ぶべきです。縮小すると分かっている、稼ぎにくい市場をわざわざ選ぶ必要はありません。
では今後に期待が持てる市場は、どこでしょうか。
DokTech編集部は「高齢者向け」「教育」「テクノロジー」の3領域が該当すると考えます。
- 高齢者は増加する
- 子どもあたりにかける教育費は増える
- 進化するテクノロジーを使いこなせる人は希少価値がある
以上が3領域を選定した理由です。
それぞれの領域でおすすめのフランチャイズを紹介します。
関連記事:これから伸びるフランチャイズ7業種!将来性があるおすすめの分野は?
高齢者向けデリバリー(配食)業
高齢者の増加にともない、食事を配達する配食業の市場規模は拡大しています。2019年には1,800億円だった市場規模は、2025年には2,100億円を突破すると分析する調査もあります。
高齢者向けの配食は「完成したお弁当を仕入れて運ぶ」「店舗で簡単な盛り付けだけして運ぶ」スタイルが主流で、調理経験や専門資格がなくても開業できる点で、初めての人にもおすすめです。
配達先は高齢者施設や高齢者が住む住宅がメインとなるため、ターゲットが多い地域で開業すると稼ぎやすいでしょう。
高齢者向け配食をフランチャイズで開業する際の初期費用は250万~500万円です。
デリバリー形態のため、店舗を構える場所は人通りの多い一等地である必要はありません。物件取得費が安い地域を選んで開業できる点もメリットです。
◎高齢者向け配食の将来性が期待できる理由
- 高齢者が増えている
- 市場規模の拡大が見込まれている
訪問マッサージ・訪問介護
厚生労働省の統計によると、要介護認定者の数は増え続けています。令和2年時点で全国に約680万人おり、統計開始時点(平成12年度から21年で2.6倍以上に増加しました。
参照:令和2年度 介護保険事業状況報告(年報)|厚生労働省
また2012年に在宅ケアの推進が国策として決定したことを受け、マッサージ療養費も増え続けています。
訪問マッサージは医療行為に該当するため、健康保険が使えます。本来かかる費用の1~3割で利用できるため、サービスを利用するハードルが低い点も市場の拡大を後押ししているといわれます。
在宅で高齢者の身体をケアする訪問マッサージや訪問介護に対するニーズは、これからますます需要が高まると予想できます。
訪問マッサージや訪問介護をフランチャイズで開業する場合の初期費用は、200万円ほどです。
マッサージや指圧、鍼灸の施術には国家資格が必要です。オーナーが持っていない場合は、資格保有者を雇用しましょう。
◎訪問マッサージ・訪問介護の将来性が期待できる理由
- 要介護認定者の数は増え続けている
- 健康保険が使えるため、高齢者が利用しやすい
関連記事:訪問介護の独立開業|一人でも準備はできる?開所に必要な条件と資金を解説
オンライン塾・個別指導塾
コロナ禍による外出・対面指導の自粛により、教育業界にオンラインの波が押し寄せました。
またオンラインによる教育は英会話やプログラミングなど新しい学習内容と相性が良く、子どもに人気のタブレット学習とともに今後も一定の規模で拡大が続くと予想されています。
対面授業では「我が子を個別に、丁寧に見てほしい」親の願いを受け、個別指導塾が人気を集めています。
学習塾をフランチャイズで開業する初期費用の目安は、500万~800万円です。
既存の塾と差別化できるよう「学童併設」「英検に特化」「内申点アップ」などの個性を打ち出すと成功しやすいでしょう。
◎オンライン塾・個別指導塾の将来性が期待できる理由
- 子ども一人あたりの教育費が増大している
- 新しい学習内容と相性が良い
関連記事:小さな塾の開業|個人塾の経営にかかる費用や資格、必要な手続き
ドローンパイロット
ドローンパイロットは、ドローンを使い依頼された映像を撮影する仕事です。風景やイベントの撮影、テレビ局が使う映像の撮影、田畑の監視・農薬散布など、幅広いジャンルでニーズがあります。
産業用ドローンの販売や保守・運用、ドローンスクールの運営などで収益を上げるフランチャイズもあります。
国内のドローン市場は年々成長を続けており、2020年度の1,840億円から2025年度には6,400億円規模を突破するとみられています。
「空撮」「土木・建築」「点検」「農業」「防犯」「物流」など、広いジャンルでの活躍が期待されています。
◎ドローンパイロットの将来性が期待できる理由
- 今後も市場の拡大が見込まれている
- 活躍できるジャンルが広がりつつある
参照:ドローン機体ビジネスの動向について|財務省
フランチャイズでドローンパイロットを始める際の初期費用は、100万円ほどです。必要な機材一式を初期費用内に含む本部もあり、機材に関する専門知識がなくても始められます。
初心者向け・始めやすいフランチャイズの選び方
フランチャイズは開業に必要な支援を本部から受けられるため、初めての人でも取り掛かりやすい独立スタイルです。
しかし独立する以上は、あなたが事業主です。「本部が支援してくれるから」と一から十まで頼るつもりでいては、成功はおぼつかないでしょう。
自分の事業として主体的に考え、十分調べた上で加盟するフランチャイズを選んでください。
始めやすいフランチャイズの選び方を、4つの観点から解説します。
初期費用は準備可能な資金の枠内に抑える
フランチャイズごとに必要な初期費用が異なります。数十万円で済む会社もあれば、1,000万円以上必要な会社もあります。
契約時に支払いが必要な金額を調べ、無理なく準備できる範囲内に収まるフランチャイズを選びましょう。
もし借り入れをする場合は、身の丈を超えた金額のローンを組まないよう注意します。万一ビジネスがうまくいかなかった際は、借り入れた金額は負債として残るためです。
0円、あるいは少額で始められるフランチャイズもあります。現実的に準備できる資金内で始められるフランチャイズを選びましょう。
ビジネスモデルをよく理解する
フランチャイズは本部のブランド力や知名度、運営支援、商材を利用できる代わりに「ロイヤリティ」を本部に支払うビジネスモデルです。
ロイヤリティは毎月定額を支払う「定額制」の場合と、売上・粗利の定率パーセントを支払う「歩合制」とがあります。
どちらの仕組みを採用しているかによってオーナーの手元に残る金額が変わるため、加盟前に売上とロイヤリティの支払いをシミュレーションしておきましょう。
稼ぎやすさを見極める
店舗運営を始めたら、いかに早く軌道に乗せられるかが勝負です。手持ち資金に余裕があるうちにビジネスを軌道に乗せ、安定収入を得られる状態を目指しましょう。
そのためには、稼ぎやすいビジネスかどうかが重要です。ビジネスの稼ぎやすさは店舗の立地や地域性、トレンド、顧客の好みなどさまざまな要素の影響を受けます。
たとえばタピオカの流行りはじめをいち早くキャッチし、タピオカ店を開業すれば短期間で大きく稼げたでしょう。しかし流行が終わり、店舗が飽和状態になった今から参入しても稼ぐのは難しいかもしれません。
開業のしやすさにくわえ、軌道への乗せやすさもフランチャイズ選びに大切な視点です。
「やりたい」と思える仕事であることも大切
開業にあたり、需要がある仕事を選ぶことは大切です。
しかし需要だけをモチベーションにして仕事を続けられる人は多くはないでしょう。「やりたい仕事である」「熱意を持って続けられそうな仕事である」など、熱意と情熱を注ぎ込める仕事を選ぶ視点も大切にしてください。
興味のある仕事ほど前向きに勉強し、試行錯誤も苦にならないはずです。主体的な知識の習得や創意工夫があればあるほどビジネスの成功確率も上がります。
フランチャイズのことをもっと学びたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
フランチャイズは「誰もが知るブランド名を利用できる」「開業・運営に必要な支援が受けられる」など、初めての独立に心強いエッセンスが盛りだくさんです。独立を考える人は、ぜひ前向きに検討してみましょう。
始めやすいフランチャイズは、記事で紹介した4つのポイントを押さえると見つかります。
- 初期費用が少額で済む
- 得意・特技を活かせる
- 稼ぎやすい業種である
- 将来性がある
自分なりにポイントに優先順位をつけ、フランチャイズを比較してみてください。
フランチャイズで成功するコツは「本部に頼りきりにならない」ことです。自分のビジネスだと自覚を持ち、熱意を持って努力を続ければ結果はついてきます。
フランチャイズの開業や運営ノウハウ、集客のコツなどのお役立ち情報は公式LINEとメルマガで配信中です。まずは登録し、情報を集めていきましょう。
著者情報
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独立・起業の最新ニュースや、明日からすぐ使えるテクニックを、分かりやすくご紹介!
フランチャイズ経営者やフリーランス、法人役員など、多種多様なキャリアをもつメンバーでお届けしています。
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